ThreadsをPCで利用するとき、「おすすめ」と「フォロー中」のフィードなど、複数のフィードを並べて表示できます。Xの「X Pro」(旧Twitterの「TweetDeck」)のようなマルチカラムの表示形式です。自動更新できるフィードもあるため、PCのブラウザで表示させておけば、見たいフィードを常に閲覧できるようになります。

表示できるフィードは、固定ボタンからは「おすすめ」「フォロー中」「いいね済み」「保存済み」「検索」「アクティビティ」「プロフィール」の7種類、フィードの横のメニューボタンからは「おすすめ」「フォロー中」「いいね済み」「保存済み」の4種類です。

また、キーワード検索の結果やアカウントでのフィードも作成できます。表示できる最大数は不明ですが、筆者が試したところ同じフィードを2つ以上出すこともでき、同時に10個表示できました。

マルチカラム表示するには、「ホームに固定」機能を使います。ホームに固定したフィードが常に表示されます。表示をやめたいときは、そのフィードの「固定解除」メニューで外すことができます。

それでは、ThreadsをPCでマルチカラム表示する方法を説明します。

○マルチカラム表示(フィードをホームに固定)する

マルチカラム表示をするには、PCブラウザでトップページからログインし、固定しておきたいフィードを固定します。自動更新できるフィードは、スイッチをオンにしておくと、新たなスレッド(投稿)を自動で表示します。

PCブラウザでThreadsのトップページにアクセスし、Instagramアカウントでログインします

ログインできました。デフォルトだと、「おすすめ」フィードが表示されています。固定ボタンをクリックします

ホームに固定したいフィードを選択します。ここでは、「フォロー中」を選びます

「フォロー中」のフィードが横に並んで表示されました

「フォロー中」のフィードは自動更新ができます。メニューボタンをクリックし、「自動更新」をクリックします

フィードが自動更新されるようになりました

さらにフィードを追加しました。これで常に3つのフィードを1画面で見られます

キーワード検索結果を表示するフィードも作成できます。固定ボタンをクリックし、キーワードを入力したら、キーワードの検索箇所をクリックします

キーワード検索結果をフィードに表示できました

他ユーザーのアカウントを固定表示することもできます

追加したフィードを表示させないようにするには、メニューボタンから「固定解除」を選択します

著者 : 鈴木朋子 すずきともこ ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー。スマホやSNSなど、身近なITサービス全般に関する記事を執筆。なかでもSNSに関しては、コンシューマーからビジネスまで広く取材を行い、最新トレンドを知るジャーナリストとして定評がある。また、安全なIT活用をサポートするスマホ安全アドバイザーとして記事執筆や講演も行う。著書は『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)、『インターネットサバイバル 全3巻』(日本図書センター)など。 この著者の記事一覧はこちら