【実食】巨大「カマンベール」に驚いた!! 「ジョリーパスタ」の“カルボナーラ”が大バズり中だけど、こんな豪華なのにこの「値段」でいいの?
ファミリーレストランで豪勢なディナーコースを愉しみたいという人は稀だろうが、ちょっと威勢のいい食事で自分の体と心にエネルギーを補充したい瞬間は、誰にでもある。そんなときには、ジョリーパスタの『焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ』が良い選択肢になる。『感動カルボナーラ』に、ベーコンをまとった濃厚なカマンベールチーズをまるごと一つ乗せた逸品だ。
カマンベールチーズがまるごと乗った『焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ』
濃厚さが特長の『感動カルボナーラ』(税込979円)にカマンベールチーズの組み合わせというだけで、コクの深さに口の中に唾液が湧く思いがするが、それがまるごと一つというのは視覚的にもインパクトが大きい。それが『焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ』(税込1419円)。
カマンベールの『皮』のおかげでチーズが溶け出すことはなく、巻きつけられたベーコンのおかげで形も崩れない。「映え」を意識した商品開発も世間ではすっかり一般的になったが、この見た目は強い。
さらに、『感動カルボナーラ』の901kcalに対して『焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ』が1364kcalと、見た目だけでなく熱量も圧倒的だ。ちなみに『ポモドーロ・イタリアーノ』(税込759円)は609kcalだから、ポモドーロ2皿分よりも多くのカロリーが摂取できる。※ポモドーロはトマトソースのスパゲッティ
ナイフで切ると、とろりと溢れるカマンベールチーズ!
フォークとスプーンに加えて、ナイフも渡されるので、まずはカマンベールチーズの塊を2つに切るところから始める。しっかりした皮のおかげで切りやすいが、ナイフの刀身にチーズがからみつくので、写真のために形を崩さないように切るのは難しい。
切り口から溢れるチーズをすくって舐めてみると、カマンベール特有の癖は抑えめで、これならまるごとひとつ食べるのも辛くはない。グラスワインでもあれば、チーズだけでも楽しめる。
パスタの上でチーズを押し出して、パスタソースと混ぜて全体を濃厚な風味にまとめてもいいし、あまり混ぜずにチーズ感を愉しんでもいいだろう。
コショウとタバスコで更に魅力的な味に!
そして、ジョリーパスタはコショウとタバスコがドリンクバーの脇に用意されているので、これらを使って味に変化を与えると、これがまた魅力的な刺激になる。
ペッパーミルを数回ガリガリいわせてから食べると、鼻に抜ける香りがすっきりと整理され、濃厚さに疲れ気味になった舌もピリッと引き締まる。タバスコは辛さだけでなく酸味が加わるので、カマンベールの風味と協調した味の変化が面白い。
というわけで、『焼きたてカマンベールの感動カルボナーラ』を召し上がる際は、コショウとタバスコもぜひお試しあれ。味に変化を与えるために、あまり混ぜすぎないのがコツだ。
文・写真/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。