ヒット強奪に東京D騒然「凄すぎる」 パ1位の“3.7”…衰えぬ32歳「GG賞奪回ありそう」
鷹・今宮が二遊間のゴロをダイビングキャッチ…高速バックトスでアウトに
■巨人 6ー5 ソフトバンク(30日・東京ドーム)
ソフトバンクの今宮健太内野手が30日(日本時間31日)の巨人戦(東京ドーム)で衝撃美技を披露した。二遊間のゴロをダイビングキャッチ。そのままの体勢で二塁へバックトスし、一塁走者をアウトに。ファンは「凄すぎる…」「まじで上手すぎる」と驚きの声をあげた。
3回無死一、二塁で代打・喜多が放った二遊間のゴロ。この直前に遊撃の守備に就いていた今宮が食らいついた。ダイビングキャッチし、ボールを素早く握り替えて二塁カバーに入った川瀬へバックトス。二塁塁審の判定はセーフだったが、リクエストの結果、アウトに覆った。その美守に東京ドームにどよめきが広がった。
今季が15年目。2017年まで5年連続ゴールデングラブ賞を受賞した守備力に衰えは見られない。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般の貢献度を表す「UZR」は「3.7」でリーグトップ。昨年まで6年連続同賞の西武・源田は「2.0」だから、その充実ぶりが伺える。
「DAZN」が公式X(旧ツイッター)に「これをアウトにできるのが今宮健太」として動画を投稿すると、ファンは続々反応。SNSには「上手いし、カッコい」「かっこよすぎる…」「超絶堅守」「捕ってからのトス速すぎる」「まじでかっこよすぎ」「GG賞奪回ありそう」「凄い守備でした」とコメントが並んだ。32歳の守備に今後も注目が集まる。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。