「亡くなったお二人の遺作に相応しいものを」堀井雄二、ドラクエ12の「打ち合わせ」報告 国内外のファンから期待の声
「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親のゲームデザイナー・堀井雄二さんが2024年5月27日にXで、シリーズ最新作「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」の制作状況について触れた。この投稿に、国内外のファンから期待の声が上がっている。
「ドラゴンクエストの日」に報告
「ドラゴンクエストXII」は、21年5月27日のYouTubeのライブ配信「ドラゴンクエスト35周年特番」内で発表された。しかし、制作発表から3年経っても発売されないこと、さらにスクウェア・エニックスの24年3月期の連結決算では純利益の大幅減となったことが発表されたことから、一部では不安の声が上がっていた。
堀井さんは「ドラゴンクエスト宣伝担当」のXの「38年前の本日は『ドラゴンクエスト 』の発売日 ドラゴンクエストの日と認定されている日でもあります」との投稿を引用し、「皆さん、たくさんのおめでとうを本当に、ありがとうございます」とお礼。続けて、
「心配をかけているドラクエ12ですが、実はさっきまで、その打ち合わせをしていました。まだ詳しくは言えませんが、亡くなったお二人の遺作に相応しいものをと思っています」
と明かし、「頑張るぞお!」と意気込んだ。ドラクエシリーズをめぐっては、21年10月にシリーズの音楽を手がけたすぎやまこういちさんが、24年3月にはキャラクターデザインを手がけた鳥山明さんがそれぞれ亡くなった。
この報告に、「本当に本当に楽しみに待ってます...!!!!!!!」「その日が楽しみだ〜 堀井先生、お身体にはくれぐれもお気をつけて下さい」「ドラクエの日に発表してくれる辺り最高です」といった声が寄せられている。また、海外ユーザーからも「『ドラゴンクエスト XII』は最高の物語になるだろうし、すぎやまこういちさんと鳥山明さんへの素晴らしい贈り物になると信じています」「最高のニュースだ。待ちきれない」(本文は英語)など期待する声が相次いだ。