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(MCU)最新作『デッドプール&ウルヴァリン』のカサンドラ・ノヴァ役でMCUデビューを飾るエマ・コリンが、『イングロリアス・バスターズ』(2009)でハンス・ランダ大佐役に扮したクリストフ・ヴァルツからインスピレーションを受けたと明かしている。

原作コミックでカサンドラ・ノヴァは、プロフェッサーXの邪悪な双子として登場するスキンヘッドのヴィランで、ミュータント絶滅を目論むキャラクターだ。『デッドプール&ウルヴァリン』では、ドラマ「ザ・クラウン」シーズン4でダイアナ妃役演じ、エミー賞ドラマシリーズ部門主演女優賞にノミネートされ、若手演技派として注目されているコリンが演じる。その才能について、米のインタビューでデッドプール役のライアン・レイノルズが大絶賛をしている。

「皮膚でカバーされたスイス・アーミーナイフと共演しているような気分でした」と、具体的なようで掴みどころがない言葉で表現。「エマは、『デッドプール&ウルヴァリン』にジーン・ワイルダーのエネルギーをもたらしました。悪戯っぽく危険で、予測不可能なんです。最初のシーンから僕たちは、彼女がヒーローを敵に回す理由を十分理解するんです。なぜならエマは、かなり混沌としたセリフですら、人間味を与えることに長けているからです」と語った。さらにレイノルズは、「ヴィランを嫌うのではなく大好きになるのは、ヴィランが愛すべき存在だからで、最初からエマのカサンドラ・ノヴァに夢中でした」と続け、コリンの演技を絶賛している。

コリンはカサンドラ・ノヴァ役の役作りで、『イングロリアス・バスターズ』でナチスのハンス・ランダ大佐役を怪演したクリストフ・ヴァルツを観察したという。同インタビューでコリンは、「彼があのユニフォームを着ていることが、すべてを物語っています。(中略)彼は悪の限りを尽くし、地球上で最悪の人間だから凄く不安にさせられます。彼は恐ろしいヴィランとは正反対で、その風貌に任せて他の部分の予想を裏切るんです」と説明している。

ウルヴァリン役でカムバックするヒュー・ジャックマンも、「エマは急カーブを切るように、巧みに変化する能力を持っています。容易に変化して危険な感じがありました」とコリンの変幻自在な演技を称え、そのコメントにレイノルズは、「『デッドプール』のセットで会った中で、最高のパートナーの一人です。聞こえたか、ジャックマン」と付け加えた。

レイノルズ&ジャックマンの再共演だけでなく、コリンの悪役演技にも注目したい『デッドプール&ウルヴァリン』は、7月26日に日米同時公開。

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