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巨匠スティーブン・スピルバーグ監督による新作映画(タイトル未定)が、2026年5月15日に米国公開予定であることがわかった。製作・配給のユニバーサル・ピクチャーズが発表した。

4月の報道では、スピルバーグの次回作は“UFO映画”だと伝えられていたが、ユニバーサルは本作を「新作オリジナル・イベントムービー」として発表。すべてが予定通りに進行した場合、マーベル映画『アベンジャーズ5(仮題)』(2026年5月1日US公開予定)と対決する見込みだが、いずれにせよ2026年のサマーシーズンの開幕を飾る話題作となりそうだ。

既報の通り、脚本は『ジュラシック・パーク』2作品や『宇宙戦争』(2005)などでタッグを組んだデヴィッド・コープ。原案はスピルバーグ自身が担当した。プロデューサーは『A.I.』(2001)以来のスピルバーグ作品を手がけてきたクリスティ・マコスコ・クリーガーが務める。

コロナ禍でも『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)や『フェイブルマンズ』(2022)を発表するなど、コンスタントな映画製作に取り組んできたスピルバーグにとって、監督作のブランクが4年開くのは比較的珍しいこと。ただし、名作映画『ブリット』(1968)のリメイク企画で監督を務めるほか、『ジュラシック・ワールド』『トランスフォーマー』シリーズの新作映画でもプロデュース&製作総指揮を担当するなど、複数の企画がつねに進行していることは変わらない。

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