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キアヌ・リーブスが主演を務めた大人気シリーズ『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)で鮮烈なインパクトを残したドニー・イェンによるケインの単独スピンオフ映画が製作されることが判明した。米メディアが一斉に伝えた。

作品タイトルは不明で、監督も未決定。脚本には、ドラマ「アンブレラ・アカデミー」ロバート・アスキンスが起用された。2025年より香港で撮影開始予定。シリーズ第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のその後の出来事を描くとのみ伝えられている。

“宇宙最強” “ド兄さん”ことドニー・イェンが演じたケインは盲目の最強暗殺者で、杖を使った棒術を得意とした。キアヌが演じたジョン・ウィックさんや、真田広之のシマヅとは旧友でありながら、映画ではそれぞれとの悲哀に満ちた死闘を繰り広げた。

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劇的な出来事が描かれた『コンセクエンス』の後日譚になるということで、主席連合から解放されたケインの孤独な戦いが描かれることになるだろう。イェン以外のキャストは未発表だが、因縁を抱えるアキラ役のリナ・サワヤマの再登場にも期待がかかる。

「『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でドニー・イェンがスクリーンに登場したその瞬間、彼は観客の心を掴み、本物の感情的つながりを創出しました。それは素晴らしい証として残り、観客はもっと観たいと望むようになったのです」と、ライオンズゲート映画グループ代表のアダム・フォゲルソンはコメントしている。

製作のライオンズゲートはドル箱シリーズとなった『ジョン・ウィック』ユニバースの拡大に意欲的であり、映画シリーズで監督を務めたチャド・スタエルスキはこれを統括する。本企画においても、自身の制作会社 87Eleven Entertainmentを通じて参画する見込みだ。

シリーズからは2023年に初の実写ドラマ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」がで独占配信されていたほか、2025年6月6日には最初のスピンオフ映画『バレリーナ(原題)』もされる。また、初のアニメ作品も日本調の作風で。

キアヌ演じるジョン・ウィックあってのシリーズだが、『コンセクエンス』の展開を踏まえれば、別のキャラクターに軸足を移す必要がある。新キャラクターを立てるのか、それとも既存のキャラクターを掘り下げるかといった選択において、ドニー・イェンのケインを推し進めるというのは期待が持てる判断ではないか。新たな視点に基づく、ハードボイルドでハイアドレナリンなアクションを楽しみにしたい。

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