谷中ぎんざの入り口

●東京屈指の下町エリア「谷根千」には長年地元で愛され、グルメな人々も唸らせるおいしいお店がいっぱい! その中から『食楽web』がおすすめするランチスポット6選をご紹介します。

 東京の東に並ぶ谷中、根津、千駄木界隈は、通称「谷根千」と呼ばれる下町エリア。昭和の情緒を感じる昔ながらの町並みに人情味が漂い、懐かしさに没入できる多彩なスポットが訪れる人たちを魅了しています。

 今回は、これまでご紹介してきた「谷根千」グルメの中から、下町の絶品が味わえる名店をピックアップ。今年のゴールデンウィークは、グルメも楽しい下町散策に出かけてみませんか?


※谷根千の名店とグルメ6選はこちら!
・かめやの「メンチ生姜焼き定食」
・和幸の「ほっけ定食」
・けいの「牛ステーキ丼」
・一卵亭の「唐揚げ」×「卵かけご飯」
・毛家麺店の「担々麺」
・おにぎりカフェ 利さくの「おにぎりモーニング」

メインが2種類味わえる根津の定食屋『かめや』の「メンチ生姜焼き定食」

 東京メトロ千代田線根津駅を出て、メイン通りから1つ入った裏路地の一角にある、大衆食堂『かめや』。戦後、低所得で外食する人の胃袋を支えてきた民生食堂だったという歴史を持つ同店は、メインクラスのおかずを2つ組み合わせた洋食系定食が人気です。

「メンチ生姜焼き定食」830円(税込)

「メンチ生姜焼き定食」には、ごはんに豆腐の味噌汁、白菜のお新香、メインの生姜焼きとメンチが銀皿に仲良く並んでいます。タレに付け込まれたやわらかい豚肉は、生姜の香りがさっぱり。揚げたてのメンチは衣がサクサク、玉ねぎがザクザクと入りジューシー。添えられたざく切りキャベツも揚げ物にぴったりで、ごはんが進みます。

●SHOP INFO

店名:かめや

住:東京都文京区根津2-18-1
TEL:03-3821-0851

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“ガッツリ定食”を求めて地元民が通う根津の定食屋『和幸』の「ほっけ定食」

 同じく根津駅から歩いてすぐの大通りを一本入った路地にある定食屋『和幸』。「めし 和幸」と書かれた緑色の看板テントが目印です。こちらでは、メインの他に小鉢がずらりと並ぶ定食が人気。文字通り”ガッツリ”の定食を求めるお客さんで賑わっています。

「ほっけ定食」900円

「ほっけ定食」の縞ほっけはオーダー後に焼いてくれるので、こんがりふっくらジューシー。もちろん、脂がのった身はごはんとの相性も抜群です。そして、サラダや煮物、出汁巻き卵、納豆など、大きな盆に並ぶ小鉢はボリューム満点。お腹が空いた男性でも満足の量が1000円前後で食べられる大充実の内容です。

●SHOP INFO

店名:和幸

住:東京都文京区根津2-28-13
TEL:03-3823-7020
営:11:30~13:15、17:00~21:00
休:土曜

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舌の肥えた著名人を唸らせる根津の居酒屋『けい』の名物「牛ステーキ丼」

 根津神社交差点の一角にある居酒屋『けい』は、女性が一人で切り盛りするお店。現在は昼営業のみという同店は、かつて立川談志師匠が愛したという『ステーキ丼』が名物です。食通たちを唸らせるその味には、地元民のみならず観光客も絶賛なのだそう。

「ステーキ丼」ひじき、みそ汁、お新香付 1000円(税込)

 ご飯の上に敷かれたレタスの上には、ぶ厚くカットされたステーキが贅沢にたっぷりと。レアな焼き加減の赤身のグラデーションが食欲をそそります。脂身が少なめな赤身肉はやわらかく、にんにくの風味が効いたしょう油ベースのソースが好相性。みそ汁やひじきを挟みながら食べ進み、気づけば丼ぶりがからっぽになる、大満足のおいしさです。

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店名:けい

住:東京都文京区根津1-23-13
TEL:03-3823-4645
営:10:30~15:00

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週末は行列必至!『下町たまご食堂 一卵亭』の「一卵亭 唐揚げ定食」

 根津神社のすぐ近く、不忍通り沿いの『下町たまご食堂 一卵亭』は、店名も語る通り、卵や鶏卵を使った料理が自慢のお店。日本唐揚協会主催の唐揚弁当グランプリで金賞を受賞したこともあるという実力店だけに、絶品の唐揚げが有名です。

「一卵亭 唐揚げ定食」1250円(たまごなし 1150円)

 名物「一卵亭 唐揚げ定食」は、国産鶏のモモ肉を使った大きな唐揚げに、ガス釜で炊いた宮城・山形産の「ひとめぼれ」のご飯、「サンキの濃卵(こいたま)」という群馬県のブランド卵がセット。唐揚げは薄い衣が肉と一体になり、ショウガたっぷりの醤油ダレが効いた濃い旨味が絶品。そしてほんのりと甘い特別な卵で作る「TKG」も主役級のおいしさです。

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店名:下町たまご食堂 一卵亭

住:東京都文京区根津2-37-1
TEL:03-5834-8909
営:8:00~15:00(14:30LO)、17:00~20:30(20:00LO)、土曜11:00~15:00(14:30LO)、17:00~20:30(20:00LO)
休:火曜

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ミルキーで優しい辛みと痺れが絶品の千駄木『毛家麺店』の「担々麺」

 東京メトロ千代田線千駄木駅から徒歩30秒ほどの場所にある中国家庭料理『毛家麺店(マオケメンテン)』。こちらの看板メニューは、本場の味を日本人に合わせてアレンジした「担々麺」です。

「担々麺」950円

 特製のゴマだれ、自家製のラー油とひき肉に、鶏と豚、ねぎ、しょうが、しいたけなどを3時間以上煮込んで作るスープを合わせた「担々麺」。スープにほど良いコクと清涼感があり、担々麺特有のこってり感に、山椒と胡麻の香ばしさで後味はとってさっぱりとしています。やや縮れた細麺にはスープとひき肉がよく絡み、食べ進めると辛さもしっかり。最後に「小ライス」を投入すれば、おいしさを余すところなく堪能できます。

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店名:毛家麺店(マオケメンテン)

住:東京都文京区千駄木3-34-7
TEL:03-3823-0039
営:11:00~15:00、17:00~22:00
休:火曜

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千駄木の『おにぎりカフェ 利さく』でいただく羽釜炊きのおにぎりモーニング

 千駄木の『おにぎりカフェ 利さく』は、羽釜で炊く厳選米を使った35種類以上のおにぎりをイートインで楽しめます。オーダーを受けてからひとつずつ握るおにぎりを味わいたいと、土日は行列ができることも。

「朝のセットメニュー Cセット」600円(9時~11時)

 同店では、好きなおにぎりとお味噌汁やドリンク、お総菜などが選べる全4種類のモーニングメニューを用意。「クリームチーズたらこ」は、クリームチーズとごはんのハーモニーがたまらない味わい。九州有明産の海苔、沖縄の海洋深層水から作られた塩がさらに旨さを引き立てます。お得なモーニングに加えて、ランチメニューも人気。店主が熟練の技でにぎる専門店のおにぎりを、お店でぜひ。

●SHOP INFO

店名:おにぎりカフェ 利さく

住:東京都文京区千駄木2-31-6
TEL:03-5834-7292
営:9:00~15:30、17:30~20:00
休:水曜

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