LAY ZHANG、来日インタビュー!EXOメンバーとの交流も語る「ずっと日本に行くチャンスを探していた」

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2012年にEXOのメンバーとして韓国と中国で同時デビューし、2016年からは中国で俳優やソロアーティスト、プロデューサーとして精力的に活動しているレイ(LAY ZHANG)が日本初の単独ファンミーティングのために来日。Kstyleでは公演直前のLAY ZHANGに直撃。ファンに対する想いや、日本についてのこと、今後の展望。そして気になるEXOメンバーとの交流についても語ってくれた。

※最初は中国語でのインタビューだったが、途中からはオール韓国語でのインタビューとなった。

 

久しぶりの来日!「ずっと日本に行くチャンスを探していた」

――この後、日本単独公演「2024 LAY ZHANG JAPAN FIRST FANMEETING[BURNING HEART]」を控えていますが、今どんなお気持ちですか?

LAY ZHANG:感動して、とてもワクワクしています。日本のファンの皆さんのために、とても素晴らしいステージを準備してきました。

――どういった経緯で日本でファンミーティングをすることになったのでしょうか?

LAY ZHANG:以前から「日本のファンの皆さんに会いに行くよ」とよく話していたんですね。ずっと日本に行くチャンスを探していて、今回やっと皆さん会いに来ることができました。

――今日はなんと10曲もステージを準備されたようですね。

LAY ZHANG:“10曲も”というと、曲が多すぎるという意味ですか?

――10曲となると、ファンミーティングを超えて、まるでコンサートですよね。

LAY ZHANG:僕は歌手としてデビューしましたし、ファンの皆さんも僕を最初に歌手として好きになってくださったと思うので、まずは曲をたくさんお見せしたいと思いました。そして日本語があまりうまくないので、ファンの皆さんに楽しんでいただくにはステージ、やはりパフォーマンスだと思ったんです。
 

日本での楽しみはたくさん「日本ファンと一緒に遊びたい」

――久しぶりの日本ということで、どんなことを楽しみにしてきましたか?

LAY ZHANG:やはりファンの皆さんにお会いすることに尽きます。それが今回日本に来た理由ですので。それ以外だと(日本語で)日本料理。さしみ、うなぎ、牛丼、ラーメン、他にもまだまだ……(笑)。

――日本に着いてから、おいしいものは食べましたか?

LAY ZHANG:もちろん食べました。(日本語で)さつまいも。どこで食べたのかはわからないのですか、揚げたさつまいもを食べました。

――天ぷらですか?

LAY ZHANG:ああ、そうです! (日本語)天ぷらね、OK! 天ぷらを食べました、

――料理以外に日本で関心があることは?

LAY ZHANG:ポケモン!!「ドラゴンボール」「ONE PIECE」。アニメですね。

――日本で行ってみたい場所はありますか?

LAY ZHANG:日本のファンの皆さんに僕が会いに行って、一緒に遊びたいです。なぜなら僕はファンの存在がとても重要でありがたいものだと思っているからです。お互いに力になれる存在であるのがファンと芸能人の関係だと思います。僕が寂しい時、ファンの皆さんを訪ねていきますし、ファンの皆さんが寂しい時は僕を訪ねてきてくれます。
 

今後の活動に期待「日本向けの新曲もリリースしたい」

――2月23日にアメリカのポップスターLauv(ラウヴ)さんとのコラボ曲「Run Back To You/ラン・バック・トゥ・ユー」をリリースされましたが、どういった経緯でコラボすることになったのですか?

LAY ZHANG:僕のアメリカでのマネジメント会社がLauvさんと同じだったんです。会社でミーティングをしていたらそこにLauvさんのマネージャーさんがいらっしゃいました。その当時、中国で僕の主演映画「孤注一擲(No more bets)」がヒットしていて、マネージャーさんが僕を見て「もしかして映画の主演の子じゃない?」って声をかけてくれました。「Lauvは今、中国にいるんだよ」「僕も2日後に中国に行きます」「じゃあ、中国で一緒に作業をしてみよう」「いいですね!」という感じでコラボをすることになりました。なんていったってLauvですからね、やらない理由はないでしょう(笑)。

――「Run Back To You/ラン・バック・トゥ・ユー」の楽曲の魅力は?

LAY ZHANG:Lauvと僕が皆さんに伝えたいと思ったのはポシティブなエネルギーです。それをテーマにあれこれと試して作業をしました。最初は1曲だけ作る予定でしたが、その過程で3曲完成しました。その中の1曲が「Run Back To You/ラン・バック・トゥ・ユー」なんですが、曲の魅力はやっぱりポシティブなエネルギーではないでしょうか。ファンと僕の関係もそうですよね。いつでも時間さえあれば、会いたければ会いに行ける。そんな肯定的な気持ちを込めました。曲調的にもどんな状況にも合う感じで、お茶を飲みながら、車を運転しながら聞いてもいいし、TikTokにアップしてもいいし……曲に合うシュチュエーションがとても多いと思います。

――5月には全曲英語歌唱のフルアルバムをリリースする予定だそうですね。

LAY ZHANG:アメリカのマネジメント会社が僕を熱心に応援してくださって「一緒にグローバルを目標にしてアルバムを出してみるのはどうか?」と提案してくれたんです。だから中国のアルバムを準備しつつ、グローバルなアルバムも同時に準備することになりました。ワーナーミュージックも、中国のマネジメント、韓国、日本、アメリカのマネジメントも、皆が手を合わせて作るアルバムですので、僕自身も期待していますし、皆さんも期待して待ってくださったらうれしいです。本当に驚くようなよいものをお聞かせできると思いますので。できたら日本でも日本語バージョンとか、日本向けの新曲などもリリースできたらいいなと考えています。
 

プロデュース活動も活発に「誠実さを持ち、僕のことを好きな子(笑)」

――LAYさんが初プロデュースするアーティストとして、Le'v(レビ)さん(「BOYS PLANET」出身 のワン・ツーハオ)が8月にデビューを果たしました。LAYさんから見たLe'vさんはどんなアーティストですか?

LAY ZHANG:僕と似た誠実さを持っている子だと思います。何に対しても一生懸命にやり続ける。そして僕のことを好きな子ですね(笑)。

――ロールモデルにLAYさんを挙げていますものね。

LAY ZHANG:それは冗談ですが(笑)。芯がブレない子です。僕もいつも一生懸命にやりますが、彼も同じです。職業に対する情熱と愛を持っているので、長く活動できるアーティストになると思います。最初は時間がかかると思いますが、僕が彼にいつも言っているのは「息の長いアーティストになってほしい」ということです。

――デビューに向けて一緒に作業するなかでの秘話を教えてください。

LAY ZHANG:彼はビジュアルも印象もよく、ダンスがうまくて印象もよく十分なスキルを持っているのですが、残念なのはチームとしてデビューをさせることができなかったことです。他の練習生は、ダンスはうまいのですが、まだ歌える子やラップができるほどの実力がある子がいませんでした。でも、彼らの成長を待っていたら年だけとっちゃいますよね(笑)。それでスタッフやツーハオといろいろ話し合って、ツーハオが「一度チャンレンジしてみたい」というのでソロでデビューをさせることにしたんです。正直言って、ツーハオは僕の会社の中で一番ダンスがうまいです。もしかしたら僕よりもうまいかも(笑)。でもその状況下で「自分が一番うまい」と胡坐をかいたら成長しないじゃないですか。だからソロでデビューをして外の世界を経験することも必要だと思って、韓国の放送界に送ったんです。もちろん僕もたくさん心配もしたし、たくさん見守りました。
 

EXOメンバーとの変わらぬ友情「SNSでよく連絡を」

――現在、アーティスト、俳優、プロデューサーなど多方面で活躍中ですが、今後の展望は?

LAY ZHANG:今の僕の基礎となっているのは、ファンと共に経験してきたことの積み重ねです。ですので、最高の舞台、最高の歌を皆さんに、全世界の皆さんにお見せすることが第一の目標です。そして僕もだんだんと老いていくので(笑)、100%を出せることができなくなる日が来ると思います。今はできる限りのものをお見せしますが、年を重ねたら俳優として映画やドラマでお目にかかって、最後にそれも全部やりきったとなったときには、世界旅行をしたいです。ファンの皆さんと一緒に! もしあるファンの方が屋久島に行くというならば、僕も屋久島に行きます。ファンがヨーロッパに行くというならヨーロッパに行きます。どこかに旅行に行ったら僕と会えるってよくないですか?(笑) 映画のために行くのでもなく、ステージのために行くのでもない、ただ僕に会いたいファンの皆さんに会いに行きます。

――ずいぶん先の壮大な展望まで(笑)。それくらい最後まで“ファンのために”がモットーなのですね。話は変わってEXOメンバーとの変わらぬ友情もたびたび話題になりますが、最近はどんな交流がありましたか?

LAY ZHANG:チャンヨルと一番よく連絡をとりますね。会ってはいないのですが、SNSでよく連絡をとります。中国に来たら連絡をくれて会ったり、僕が韓国に行ったら連絡をしたりとか、曲をリリースしたら感想を送ってきたりとか。チャンヨルも歌がうまくて曲を作るのが好きなので。セフンは軍隊に行く前に一度会いに行きましたが、僕よりも年下の弟だったのに、その時はとても大人っぽく見えて、僕よりも長く生きているような貫禄があったんですよ(笑)。

――貴重な話をたくさんありがとうございました。それでは、最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

LAY ZHANG:長い間待っていてくださってありがとうございます。ついに皆さんに会いに日本に来ました。とても気分がよいです。これからもより一層誠実な気持ちを持ち続けて皆さんと接したいと思います。プラス日本語も頑張ります。日本向けのアルバムも準備したいと思います。早ければ今年の年末、遅ければ来年! これからも応援よろしくお願いします!



(取材:安部裕子 / 撮影:前手秀紀)

■リリース情報
ニューシングル「Psychic」
リリース日:2024年4月17日(水)
「Psychic」視聴はこちらから