業務スーパーで冷凍鶏もも肉を調達するなら『吉備高原どり 若どりもも肉』は要チェックでしょう。

冷凍庫に2kgパックをしまうスペースが必要ですが、解凍しても肉質は安定していてレシピを選ばないし、クオリティ面で持て余すことはありません。ストック用鶏もも肉の最有力候補としてぜひ!



『吉備高原どり 若どりもも肉』の価格・内容量は?

『吉備高原どり 若どりもも肉』は1,293円(税込、税抜1,198円)で販売中。内容量は2kg。原産地は岡山県。販売者は神戸物産、加工者はグリーンポートリー(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

ちなみに『吉備高原どり』シリーズは主に西日本エリアで取り扱っていますが、東日本エリアの店舗で見かけることもありますね(東日本エリアは『上州高原どり』が多い)。

コスパは?

『吉備高原どり 若どりもも肉』のコスパ(単価)は100gあたり約65円。国産もも肉は一般スーパーだと120円/100g程度するため、かなりの手頃さ。輸入もも肉と並ぶ安さです。

ちなみに業スーでは『SEARA ブラジル産鶏もも正肉』(2kg・1,177円・約59円/100g)などもラインナップされています。さすがに輸入物と比較すると本品のほうがやや高めですね。

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ひと晩置いて解凍する必要あり

最初は肉同士が固まって冷凍されています。大きめの皿に移して冷蔵庫に置き、だいたい5〜6時間で1枚ずつに剥がせる状態になります。

解凍には手間がかかりますが、ほかの業スー冷凍肉に比べて解凍時のドリップは少ない傾向。余計な水分がないため、扱いやすいタイプです。

枚数は個体差があり、7〜8枚ほど入っています(1枚250g〜280g程度)。解凍したらレシピに応じた方法で調理してOK。余ったぶんは一枚ずつに小分けして再冷凍が基本になるかと。

きのことポン酢炒めも

脂肪の旨みは十分なので、一枚まるごとソテーするだけでも十分ですが、シンプルなレシピとしては、きのことポン酢炒めなどはいかがでしょうか。しめじ、しいたけ、本品をバターとポン酢で炒めるだけでOKです。

やわらかめの肉質とクセのない風味

身の厚さと大きさは平均的。むね肉よりも脂肪がついた部位ですが、脂っこさはたいして気になりません。黄色い皮下脂肪が少しあるものの、とくに臭みも感じない印象。加熱以外の下処理は必要ないかと。

風味は比較的にはあっさりしたタイプ。血がかなり抜けていて、クセのない味わいです。肉汁も多すぎない感じ。安心感のある国産クオリティといったところでしょうか。

煮物・揚げ物・照り焼き……なんでも!

肉質は柔らかめ。身は引き締まっている一方、むっちりジューシーな口当たりも際立ちます。煮物にしても硬くなりづらく、使い勝手も問題なしですね。

全体として、冷蔵の国産品と変わらない品質。解凍と再冷凍の手間さえ許せれば、無理なく消費しきれる一品です。照り焼き・唐揚げ・親子丼など、定番のおかずレシピ用にはかなり手堅い選択肢ですよ。

カロリーは?

カロリーなどの栄養成分表示は未記載ながら、日本食品標準成分表によると、皮付き若鶏もも肉は100gあたり190kcal(たんぱく質 16.6g、脂質 14.2g、炭水化物 0g、食塩相当量 0.2g)。

本品なら1枚(平均250g)で475kcal程度。ざっくり目安程度にどうぞ。