ジェットスター労組、3月29日からの「ストライキ」通告
格安航空会社ジェットスター・ジャパンの労働組合「ジェットスタークルーアソシエーション」(JCA)は3月27日、3月29日午前10時からストライキを実施すると会社側に通告したことを明らかにした。
JCAの執行委員に対する解雇処分をめぐり、全面ストライキを検討していた。JCA側は解雇処分を「不当」だとしており、「会社経営の『航空の安全』に対する冒涜であると考える」と批判している。
今後、会社側が団体交渉を申し込む可能性があり、JCAは「その中で解決できるよう最善を尽くす所存です」「利用者の皆様にはご迷惑をおかけする形となり断腸の思いではありますが、その影響を最小にしたいと考えており、何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます」としている。
JCAは昨年12月、未払い賃金の支払いなどを求めて指名ストライキを実施した。12月29日には、機長9人、副操縦士5人、客室乗務員22人の計36人でストライキをおこなった結果、計17便が欠航するなど、年末の移動に大きな影響が出ていた。