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●カリフォルニア発のプラントベースアイス「eclipseco(エクリプスコ)」が日本初上陸! 100%植物由来なのに超濃厚でクリーミーってホント? 実際に食べてみた!

 環境負荷が少なく、動物愛護にもつながることから、近年注目され続けている“植物由来原料”。動物性の原料を使わずにつくられた“プラントベース”な食べものは、今やさまざまなジャンルで開発されています。

 中でも今注目を集めているのが、アメリカ・カリフォルニア発のプラントベースアイスクリーム『eclipseco(エクリプスコ)』。なんとこちら、ミシュランレストランで働いていたシェフが開発したアイスクリーム植物性由来のスイーツというと、なんとなくあっさりとした味わいのイメージがありますが、『エクリプスコ』は牛乳の成分を科学的に分析しながら植物由来原料で再現しているため、超濃厚・超クリーミーなおいしさを実現しているそう。

「いったいどんな味なんだろう?」。こってり系のアイスに目がない筆者による『エクリプスコ』のレビューをお届けします。

日本初上陸の『エクリプスコ』のアイス。そのおいしすぎる味わいとは?

 この春、日本に初上陸したばかり『エクリプスコ』のアイス。現在東京都内のファミリーマートなどで取り扱いがスタートしています。

 ラインナップは、「マンゴーパッション」「チョコレート」「クッキーバター」の3種類。いずれも牛乳を使わず、ジャガイモやキャッサバ、トウモロコシなど、100%植物由来の原料を使って作られています。

351円(全て税込)

 まずはマンゴーとパッションフルーツが合わさった「マンゴーパッション」からいただいてみましょう。

「牛乳を使っていないし、このフレーバーはシャーベットのような感じかな?」と思っていたのですが、実際にスプーンを入れてみると、アイスクリームというよりはジェラートといったほうがしっくりくるようなテクスチャーで驚きました。

「マンゴー」アイス

 一口食べてみると、マンゴーをとびきり熟れさせたような濃厚な甘味の中に、パッションフルーツの爽やかな酸味が広がります。驚きなのは、舌の上に乗せてもアイスがすぐには溶けず、ねっとりとした甘さがしばらく残り続けたこと! こっくりと味の濃いアイスが好きな筆者には大ヒットでした。

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 続いては「チョコレート」をいただきます。こちらも、牛乳を使っていないとは思えないほどクリーミーな質感!

「チョコレート」351円

 こちらはチョコレート好きをも満足させられるであろう味わい深さ。チョコレート特有の香り高さとこっくりとした旨みが、口の中いっぱいに広がります。それでいて「本当に牛乳を使っていないの?」と思ってしまうほど、ミルキーな甘味も感じられます。

代表作「クッキーバター」351円

 最後は『エクリプスコ』の代表作だという「クッキーバター」。こちらは、本場アメリカで人気ナンバーワンのフレーバーだそうです。

「クッキーバター」という名前ですが、動物性の原料は使っていないので、もちろんバターは使っていません。それでいて、バターのようなコクが感じられるから不思議。アイスの中にはサクサクのクッキーも混ざり、クリーミーなアイスの食感とのコントラストも絶妙です。クッキーにはシナモンやジンジャーなどのスパイスも含まれていて、鼻に抜ける香りの良さもたまらない!

調査結果

『エクリプスコ』のアイスクリームは、どれも牛乳を使っていないとは思えないほどクリーミーな味わいでした! 日本で販売されているカップは95mlサイズと小さめですが、かなり濃厚で一口ごとの満足度が高いため、1カップで十分に楽しめるはず。気になる方はぜひ、お近くのファミリーマートへ足を運んでみてくださいね。

(撮影・文◎藤間紗花)