JRT四国放送

写真拡大

4月7日投開票の徳島市長選挙に立候補を表明していた現職の内藤佐和子市長が、立候補を見送る意向を周囲に伝えていたことがわかりました。

徳島市の内藤佐和子市長は、2023年9月、エックス(旧ツイッター)で、徳島市長選挙に立候補する意思を表明していました。

しかし、関係者によりますと、3月12日までに周辺議員に対し立候補を見送る意向が伝えられたということです。

内藤佐和子市長は徳島市出身の39歳。

4年前の徳島市長選で、当時現職だった遠藤彰良氏を破り、全国最年少の女性市長として初当選しました。

市の財政の立て直しを図った一方で、保育施設整備事業への補助見直しなどで反発を招き、2022年1月には市民団体によるリコール運動に発展しました。

内藤市長は、3月9日の公開討論会を体調不良を理由に欠席していました。

4月の徳島市長選挙には、これまでに元衆議院議員の福山守氏と、前市長の遠藤氏が立候補を表明しています。