GoogleがPixel向け新機能「Feature Drop」の2024年3月分を発表!通話の不明番号検索機能やInstagramへ10ビットHDR・ウルトラHDRを投稿可能など
GoogleがPixel向け新機能「Feature Drop」の2024年3月分を提供開始! |
Googleは4日(現地時間)、同社が「Made by Google」として展開している「Pixel」ブランドにおける最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Pixel 8」の新色「Mint」の発表に合わせてPixel向け新機能「Pixel Feature Drop」の2024年3月分を案内しています。
また「Pixel Fold」や「Pixel Tablet」、「Pixel 5a (5G)」ではビデオ通話をキャストするときに選んだアプリのみを共有することができ、スマートウォッチ「Pixel Watch」や「Pixel Watch 2」では地図・ナビゲーションアプリ「Google マップ」にて公共交通機関の乗換案内を確認できる機能などが追加されます。それぞれ対応するアプリをGoogle Play ストアにて導入したり更新したりすることで順次利用できるようになるとのこと。
【Pixelスマホ・タブレット向け】
<電話アプリの通話履歴で番号検索機能が追加など>
Pixel 6以降のPixelスマホで電話アプリの履歴画面に表示される「番号検索」ボタンから素早く電話番号を検索できるようになるなどの新機能が追加されます。番号検索は日本からのフィードバックに基づいて開発されたとのこと。また発信したときに相手に着信画面に「Hello?」ボタンが表示され、すぐに電話に出れないときにボタンをタップするば、Google アシスタントによって後で連絡するので少し待つように通知できるようになるということです。
<Instagramへの投稿機能を強化>
Pixelでは鮮やかな色やより明るい輝度、より高いコントラストを備えた素晴らしい写真が動画を撮影でき、新たに鮮やかな10ビットHDRビデオをInstagramのリールで直接撮影して投稿したり、美しいウルトラHDR写真をInstagramのフィードにアップロードして共有したりできるようになります。
<かこって検索がPixel 7・7 Proでも利用可能に>
これまでPixel 8やPixel 8 Proで何かを検索する新しい方法としてかこって検索を導入してきましたが、新たにPixel 7とPixel 7 Proでもかこって検索が利用できるようになります。これにより、アプリを切り替えることなく、検索からより多くの情報を取得できるようになるほか、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しして画像や動画、テキストを丸で囲んだり、タップするなどをするだけで必要な情報をその場で入手できます。
<ビデオ通話で画面共有したいアプリだけをシェア>
ビデオ通話で画面全体を共有したくない場合がありますが、Pixel TabletやPixel Fold、Pixel 5a (5G)にてビデオ通話をキャストしたり、録画したりするときに画面全体を共有するのではなく、1つのアプリだけを共有できるようになります。
<簡単にペアリング>
素早くペアリングするための新しく改良された方法が導入され、接続済みの製品における設定にて同じアカウントで以前に使用されていた場合に新しい製品で以前にセットアップしたBluetoothアクセサリーと「Fast Pair」機能にアクセスできるようになります。
<Google ドキュメントにフィードバックしやすく>
文書作成アプリ「Google ドキュメント」のマークアップを使用すると、指などを使ってPixelスマホ・タブレットから文書に直接手書きの注釈を追加できるようになります。さまざまなペンの色や蛍光ペンなど、さまざまなツールを選択できるため、自分やチームにとって簡単かつ柔軟な方法で文書をレビューしてマークアップできます。
<Pixel Tabletの改良されたツールバー>
Pixel Tabletにて文字入力アプリ「Gboard」にて新しい音声ツールバーが導入され、ソフトウェアキーボードが画面を占拠する必要はなくなり、音声入力がアクティブになると、キーボードがツールバーに最小化されて画面スペースが最適化されてマルチタスクが容易になります。
【Pixel Watch向け】
Pixel Watch 2の多くの高度な機能がPixel Watchに導入します。
<さらに多くのオプションでワークアウトを追跡>
Pixel Watchのペーストレーニング機能では内蔵GPSとモーションセンサーによってエクササイズ中に目標ペースを設定して目標内にいつ到達したかを知ることができます。また目標ペースを逸脱した場合でも完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」とペアリングすると、時計上で触覚や音声による合図が得られます。
また心拍数ゾーンが目標の場合はハートゾーントレーニングを使用できるようになりまります。Pixel Watchで安静時の心拍数とフィットネスレベルに基づいて各個人の心拍数ゾーンで費やした時間をモニタリングしてワークアウトの最適化とガイドに役立てることができます。さrない個人の目標を設定すれば、ある心拍数ゾーンから別の心拍数ゾーンに移動したときの触覚通知や音声アラートをオンにすることもできます。
完全に再設計されたワークアウトのユーザーインターフェイス(UI)では大きな文字と明るい色が含まれており、ペースや心拍数などのワークアウト統計がひと目で簡単に確認できるため、集中力を維持して順調に進むことができます。自動一時停止に加え、Pixel Watchに自動開始と自動停止が追加されたため、ワークアウトを手動で開始または終了する必要がなくなりました。
他にもPixel Watchでアクティビティーを検出すると、手首から直接ワークアウトを自動的に開始および停止できるようになりま、ランニングやウォーキング、エリプティカル、スピニング、アウトドアバイク、トレッドミルに使用できます。
<Fitbit Relaxアプリが利用可能に>
ワークアウト後や体と心を落ち着かせる時間をとりたいときに「Fitbit Relax」アプリを使用できるようになります。Pixel Watchでは手首で呼吸エクササイズをガイドします。アプリを使って時間の経過とともに完了したマインドフルネスの瞬間の回数を直接追跡できます。
<手首で公共交通機関のルート案内を取得>
Wear OS向けGoogle マップアプリにてPixel Watchで公共交通機関のルート案内ができるようになり、最適なルートを見つけるのに役立ちます。さまざまな交通手段のオプションが表示され、リアルタイムの出発時刻とコンパス対応の地図ビューで目的地まで案内します。携帯電話から旅行を開始して時計で道順を確認したり、LTE対応製品の場合は手首から直接旅行を開始したりできます。
記事執筆:memn0ck
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