レッチェ戦で2ゴールを記録したL・マルティネス photo/Getty Images

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インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが、セリエAの歴代屈指のストライカーたちと肩を並べた。

インテルに加入して6シーズン目を迎えた今季も、序盤戦から圧巻のパフォーマンスを披露しているL・マルティネス。複数得点を記録する試合も珍しくなく、第7節サレルニターナ戦では4ゴールを奪う大活躍を見せた。王座奪還へ向けて、現在セリエAの首位を独走するチームの躍進を支えている。

そして、今月25日に行なわれた第26節レッチェ戦でも、L・マルティネスは違いを見せつけた。15分にクリスティアン・アスラニのスルーパスから抜け出し、貴重な先制点を奪うと、56分にはダビデ・フラッテージの右クロスからこの日2点目となるゴールを決める。4-0の大勝に貢献したのだ。

L・マルティネスはレッチェ戦の1点目のゴールで、セリエAでの通算得点数を「100」の大台に乗せた。そして、2点目のゴールで今季のリーグ戦での得点数を「22」まで伸ばし、1シーズンにおける自身キャリアハイを更新してみせた。

また、3シーズン連続で「20ゴール超え」を達成(21-22シーズンと22-23シーズンはいずれも21ゴール)。データサイト『opta』によると、過去65年間でこの偉業を達成したのはガブリエル・バティストゥータ、アントニオ・ディ・ナターレ、エディンソン・カバーニ、クリスティアーノ・ロナウドのみ。L・マルティネスが5人目の快挙だという。

消化試合が1つ少ないため、まだ13試合を残しているインテル。絶好調なL・マルティネスが、ゴール数をどこまで増やすか見ものだ。昨今はナポリのビクター・オシムヘンらも注目を集めてはいるが、現セリエANo.1ストライカーはやはりL・マルティネスか。

◯L・マルティネスのレッチェ戦ゴールシーン
1点目:0:17〜
2点目:4:41〜