最後に所属したメキシコのウニベルシダ・ナシオナル時代のD・アウベス。(C)Getty Images

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 元ブラジル代表のダニエウ・アウベスが4年半の実刑判決を受けた。

 現地時間2月22日、スペインのカタルーニャ州の裁判所はD・アウベスが22年12月31日の未明にバルセロナのナイトクラブで女性に性的暴行を加えたとして有罪判決を下した。

 さらにD・アウベスは、刑期を終えた後も被害女性に近づくことや連絡を取ることを禁じられ、15万ユーロ(約2325万円)の賠償金と裁判費用の支払いも科せられている。

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 23年1月に逮捕されたD・アウベスは、その日から拘留されていて、裁判所は逃亡の危険があるとして保釈請求を却下していた。

 D・アウベスに対して懲役9年を求刑していたカタルーニャ州検察は、裁判所の決定に対して上訴するかどうかを検討すると話していて、さらに刑罰が重くなる可能性もある。

 長年ブラジル代表の主力を務め、バルセロナやユベントスパリ・サンジェルマンなどクラブレベルでも数々のタイトル獲得に貢献するなど輝かしいキャリアを築いたD・アウベスだったが、晩節を汚した。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部