『ロッキー』スタローン&ドルフ・ラングレン、アポロ役カール・ウェザースさん死去に心痛
映画『ロッキー』シリーズ主演のシルヴェスター・スタローンさんと、イワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレンさんが、現地時間1日に亡くなったアポロ・クリード役のカール・ウェザースさんへの追悼メッセージを、自身の公式Instagramに投稿した。
主人公・ロッキー(スタローン)のライバルにして親友でもあるヘビー級チャンピオン、アポロ・クリードを演じていたウェザースさん。メッセージ動画を投稿したスタローンさんは、「今日は俺にとってとても悲しい日となった。胸が張り裂けそうだ。言葉では伝えられない。カール・ウェザースは俺の人生、成功、全てにおいて不可欠な存在だった」と心境を告白した。
『ロッキー』での初対面を振り返ったスタローンさんは、「最初に彼を見た時、俺は偉大さを感じたが、どこまで素晴らしいかまでは気づかなかった。彼抜きで『ロッキー』を成し遂げることはできなかった。彼の声、体格、力、身体能力、何より心と魂。全てが素晴らしい。彼に最大限の賛辞を送りたい」とウェザースさんに感謝した。
動画はロッキーとアポロの死闘を描いた絵画の前で撮影されており、「これがおそらく、俺たちのリング上での最後の瞬間。だから俺は一生忘れない」とスタローンさん。「彼は魔法のような存在だ。彼と人生を共にできたことがとても幸せだった。だからアポロよ、殴り続けてくれ」と締めくくった。
アポロを死に追いやったソ連のボクサー、イワン・ドラゴを演じたラングレンさんは「今朝ニュースを聞いて悲しくなった。カールが恋しい。彼は素晴らしい役者/アスリートであり、良き友人だ」とコメント。「アポロ・クリードのように、彼は笑顔をもたらす特別な魅力を持っていた」と故人を偲んだ。(編集部・倉本拓弥)