カップ戦で鮮やかな決勝弾を奪った際。(C)Getty Images

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 勝利を決する一発になった。

 小川航基、ファン・ウェルメスケルケン際、    佐野航大の日本人3選手が所属するオランダのNFCは現地1月17日、KNVBカップ3回戦でゴー・アヘッド・イーグルスと対戦。2−1で勝利を収めた。

 スコアラーは2人の日本人だ。35分、小川が狙いすましたミドルで均衡を破り、73分には際がFKのこぼれ球に反応し、豪快なボレーシュートを叩き込む。チームは88分に失点も、最後までリードを守り切った。

 注目を集めているのが、際のゴラッソだ。クラブの公式サイトが「完璧に当てすぎた。嬉しすぎる」と本人の喜びのコメントを伝える。
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 際のゴールにつながるFKでキッカーを務めたメース・フーデマーカースも驚いたようだ。「奇妙なゴールだったね」と感想を述べ、「彼にこんなことができるなんて知らなかった。重要な得点だったよ」と称えた。

 昨季終了後にカンブールを退団し、約半年後にNECの一員となった際。世代別代表歴もある29歳は、新天地で確かな歩みを見せ始めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部