Sバンタム級4団体統一を達成した井上尚弥【写真:荒川祐史】

写真拡大

世界Sバンタム級4団体統一戦

 ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一戦12回戦が26日、東京・有明アリーナで行われ、WBC&WBO王者・井上尚弥(大橋)がWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)に10回1分2秒KO勝ち。「2階級4団体統一」の歴史的偉業を達成した。会場で多くの著名人が見届けたが、2人で“226億円”契約のメジャーリーガーの来場も話題に。ファンからは「観に行ってたのね」「お忍び?」などと注目を浴びていた。

 井上の激闘にリングサイドも興奮した。歴史的偉業がかかった一戦を見届けようと、会場に詰め掛けた多数の著名人。カブスの鈴木誠也も姿を見せていた。さらに、「マッチョマン」の異名をとるレッドソックスの吉田正尚も来場。自身のインスタグラムのストーリー機能で、井上の写真ボードの前で撮影したショットを公開。「チャンピオン強い」とつづっていた。

 カブスと5年総額8500万ドル(約100億円=当時)で契約した鈴木と、レッドソックスは5年総額9000万ドル(約126億円)で契約した吉田。観戦を知ったX上のファンからは、「観に行ってたのね」「最初わからなかった」「お忍び?」「いかにも吉田らしい」といった声が上がっている。

 他にもギタリスト布袋寅泰と歌手の今井美樹夫妻のほか、元横綱白鵬の宮城野親方、大関霧島、DeNA三浦大輔監督、ヤクルト村上宗隆、元K-1戦士の武蔵などが集結。豪華な客席も話題になった。

(THE ANSWER編集部)