11月2日、KAT-TUNの亀梨和也が、来年1月から始まるドラマ『大奥』(フジテレビ系)で、江戸幕府の第10代将軍・徳川家治を演じることがわかった。亀梨和也にとっては今作が初めての時代劇となる。

 亀梨は3日、自身のインスタグラムのストーリーズで『大奥』の出演報告をしたが、そこに「亀梨将軍」の文字を添えたことから、X(旧ツイッター)では《亀梨将軍爆誕》といった言葉が飛び交っていた。

「亀梨さんは、12月1日公開予定の映画『怪物の木こり』でも主演を務めます。この作品は倉井眉介氏による同名小説が原作で、監督は三池崇史氏が務めるのですが、亀梨さんは、サイコパス弁護士役として、かなり過激な演技を見せるようです。

 同作について、亀梨さんは、10月7日に放送された自身のラジオ番組『KAT-TUN亀梨和也のHANG OUT』(NACK5)で、『このタイミングでこの作品に参加させていただき、大きな意味を持つ2023年のラストスパートだな〜と感じています。本当にたくさんの方に受け取っていただきたいと思いますし、非常になんか『自分の歩む道』みたいなものを、すごく決定づけてくれるような作品になったんじゃないかなと感じています』と、意味ありげな言葉を話していました。

 現在、旧ジャニーズ事務所は、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題で大きく揺れている状況です。亀梨さんは今後について話したわけではありませんが、ラジオの発言はどんな意図があったのか、深読みされている状況です」(芸能記者)

 以前から、スポーツ番組でキャスターをしたりソロデビューしたりと、個人での活動が目立つ亀梨だが、10月23日にはYouTubeチャンネルを開設するなど、よりいっそう個人活動に邁進しているようにも見える。

「亀梨さんは、2017年にも独立説を報じられています。しかし、責任感が人一倍強く、メンバーや所属タレントの不祥事が起きるたび、『俺までやめて事務所は大丈夫だろうか』と、退所を思いとどまってきたと聞きます。

 それで、今回も退所するか否か悩んでいるようです。自分にとってベストな選択とはなにか、先に退所を発表した岡田准一さんや二宮和也さんの動向を見ているところでしょう。

 亀梨さんとしても、早く新会社がどうなるか決まってほしいというのが本音ではないでしょうか」(同)

 12月29日にソロライブが決まるなど、仕事は順調な亀梨。はたして、「将軍」の決断は――。