M3シリーズ搭載の新型MacBook Pro&iMacの高解像度画像まとめ
Appleは2023年10月31日に新製品発表イベントを開催し、Appleシリコンの最新モデルとなるM3シリーズと、M3シリーズ搭載のMacBook Pro&iMacを発表しています。これらの高解像度画像がAppleの公式サイト上で公開されていたのでまとめてみました。
Apple、パーソナルコンピュータ向けとして最も先進的なチップのM3、M3 Pro、M3 Maxを発表 - Apple (日本)
Apple、M3チップを搭載した新しいMacBook Proを発表 - Apple (日本)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/10/apple-unveils-new-macbook-pro-featuring-m3-chips/
Apple、驚異的なパワーの新しいM3チップを搭載した24インチiMacを発表 - Apple (日本)
https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/10/apple-supercharges-24-inch-imac-with-new-m3-chip/
◆M3、M3 Pro、M3 Max
パーソナルコンピューター向けとしては業界初となる3nmプロセスで製造された、次世代チップファミリーがM3です。GPUには次世代GPUアーキテクチャを採用しており、より高速なCPUとNeural Engine、大容量のユニファイドメモリにも対応しています。
M3チップファミリーのダイサイズを比較すると以下の通り。左からM3、M3 Pro、M3 Maxの順に並んでいます。
M3のユニファイドメモリは最大24GB。
M3 Proのユニファイドメモリは最大36GB。
M3 Maxのユニファイドメモリは最大128GB。なお、Appleシリコン搭載Macの中で128GBのユニファイドメモリを最初に搭載したのは、2022年3月に発表されたプロ向けデバイスのMac Studioです。この登場から約18カ月でMacBook Proのユニファイドメモリも128GBに到達したことをAppleはアピールしています。
◆MacBook Pro
M3シリーズ搭載のMacBook Proも登場しています。このうちM3 ProとM3 Maxを搭載したモデルは、スペースブラック仕上げとなります。スペースブラック仕上げのMacBook Proは、酸化皮膜シールを形成する画期的な化学を採用することで、指紋の付着が大幅に減ります。これとは別に、M3 ProとM3 Maxのモデルはシルバー、M3搭載の14インチMacBook Proではシルバーとスペースグレイも提供されます。
天板部分にはAppleのロゴ。
キーボード部分はこんな感じ。
側面。筐体は100%再生アルミニウムを使用した独自のアロイで作られており、驚くほど頑丈です。また、MacBook Proではすべてのマグネットに100%再生希土類元素を使用しており、複数のプリント基板のはんだ付けでも100%再生スズ、メッキに100%再生金を使用しています。また、MacBook Proはベリリウム、臭素系難燃剤、水銀などの数多くの有害物質を排除し、パッケージに含まれる木質繊維の100%が再生素材または責任ある方法で管理された森林から調達したものとなっていることもアピールされています。
Liquid Retina XDRディスプレイ搭載で、1000ニトの持続輝度、HDRコンテンツでの1600ニトのピーク輝度、優れたコントラスト比、鮮やかな色、並外れた視野角を備えており、SDRコンテンツは最大600ニトで表示され、これは前世代よりも20パーセント明るくなっています。
◆iMac
4.5K RetinaディスプレイのiMacは、わずか11.5mmの中にあらゆるものが詰め込まれたオールインワンデザインで、本体カラ―はシルバー、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、パープル、ブルーの7色展開。
シルバーは従来デザインに最も似た落ち着いた見た目。
本体カラーと同じ色味のキーボード、マウス、トラックパッドが用意されており、デスク上をカラフルに彩ってくれます。以下はピンクのiMac。
MacBook Proは新色のスペースブラックを追加し、シックな見た目に仕上がっていますが、iMacは前世代と同じくポップなカラーリングを採用しています。以下はイエローのiMac。
1130万ピクセル、P3の広色域、10億以上の色、500ニトの輝度を備えた、24インチの4.5K Retinaディスプレイを搭載。以下のiMacはグリーン。
ダウンロード速度が前世代よりも最大2倍高速なWi-Fi 6Eと最新のBluetoothアクセサリを接続できるBluetooth 5.3に対応。超高速データ転送用に2つのThunderboltポートを含む、最大4つのUSB-Cポートを搭載しており、一部のモデルではギガビットEthernetにも標準で対応しています。以下のiMacはパープル。
なお、iMacは税込19万8800円の最も安価なモデル(8コアCPU、8コアGPU、256GBストレージ、8GBユニファイドメモリ)の場合は本体カラ―としてブルー・グリーン・ピンク・シルバーの4色しか選べませんが、それ以外のモデルであるミドルレンジモデル(8コアCPU、10コアGPU、256GBストレージ、8GBユニファイドメモリ:税込23万4800円)とハイエンドモデル(8コアCPU、10コアGPU、512GBストレージ、8GBユニファイドメモリ:税込26万2800円)の場合は本体カラ―全7色の中から好きなカラーのものを選べます。