■デビューして3年半が経ちましたが、何か変わったと感じる部分はありますか?

Diggy-MO':幹が太くなっているというのはありますね。個々がメンタルで強くなったり、そういう部分ではありますけど、基本は変わってないですね。

■変わったと感じるのはどういう時ですか?

Diggy-MO':何でもじゃないですか。レコーディングしていてもそうだし、単純にスキルアップという意味でも。ライブの時とかやっぱり、それぞれの「何かしてやろう」という狙いは個々にあるじゃないですか、絶対。だからビートボックスにしても新しいネタをライブで披露したり。

■個々で得たものを3人で集まった時に出し合うという感じでしょうか?

Diggy-MO':そうですね。情報交換ぐらいは雑談レベルでやってますけど。

■普段、仕事以外で一緒になることはないですか?

Diggy-MO':まぁ、基本は毎日一緒ですからね(笑)。ないと言えばないですけど。たまにメシ食いに行ったり、楽曲制作の時に家に行ったりとか、そういうのはありますね。

■家というのは宅録というか、簡単なプリプロ・スタジオみたいのものがあるんですか?

Diggy-MO':ボーカルまでは録らないですけど、Shinnosukeの家がスタジオになっていて。

Shinnosuke:チャッチイですけどね、チョロっとしたのが(笑)。すごくしっかりしたスタジオのように防音はしていないので、常識の範囲ですけど。

■簡単なデモは大体録れると。

Diggy-MO':そうですね。具体的なリクエストがあった時とか、とりあえずは。

■以前からそういう制作環境なんですか?

Shinnosuke:うん、ほとんど変わってないですね。作り方、やっていく方向にしろ、環境にしろ。

Diggy-MO':セミの声が入るぐらい、救急車とかね(笑)。

一同:(爆笑)。

■今年の夏は、サマーソニックなどイベントにも数多く出演されましたが、やはりイベントはワンマンとは違う感覚がありましたか?

Diggy-MO':それは、ありましたね。アウェイという感じは。

■そのアウェイでやる際は、ワンマンとは違う心構えのようなものはあるんですか?

Diggy-MO':何て言うんだろうな…プロモーション?すごく平らな言い方に聞こえるかもしれないですけど、実際プロなので、「ちゃんとプロモーションしなきゃ」という良い意味の強い気構えはありますよね。