カメレオン・ライム・ウーピーパイ 撮影=田浦ボン

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『RUSH BALL 2023』カメレオン・ライム・ウーピーパイ

バンドの出演が続くATMCで、異彩を放ち視線を釘付けにしたのは、Chi-によるソロユニットのカメレオン・ライム・ウーピーパイ。2021年に、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2021』にも選出され、国内のみならず海外でも話題となっている彼女が、初登場の『RUSH BALL』で一体どんなステージが繰り広げられるのか、観客も一目見ようと詰めかけていた。

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

仲間のWhoopies1号(ベース)・2号(Dr.DJ)と共に、ステージに登場したChi-は「What's UP , 『RUSH BALL』!」と挨拶がわりに「LaLaLa」「Mushroom Beats(Orange ver.)」と立て続けに披露。続く「Stand Out Chameleon」では観客と一緒にジャンプを成功させる早速のハイライトも。泉大津フェニックスに響き渡る重低音のビートが心地よく、踊らずにはいられない。

MCでは、会場に向かう列を見てより気合いが入ったと語ったChi-。とはいえリラックスなムードで、彼女にしかならせない音、紡げないリリックを届けていく。「Wonderful」から「Mole Dancer」の流れではさらにまったりと、野外の心地よさを全身で感じながら音を楽しめる時間に。突き刺すような暑さも演出に変え、ゆらゆらと踊る観客たち。

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

「ラスト3曲はめちゃくちゃ踊れるやつを!」と、「Whoopie is a Punkrocker(CLWP ver.)」「Crush Style」「 Love You!!!!!!」を連投。Whoopiesたちの演奏も激しさを増し、フロアのテンションをアゲていくラストスパートに。晴天の野外で聴くカメレオン・ライム・ウーピーパイ、めちゃくちゃ気持いい。夜の照明が映える時間だったら、どんなライブになるのだろうか、また違って最高なんじゃないか。そんな期待感と余韻でもワクワクさせてくれるステージだった。

取材・文=大西健斗 撮影=田浦ボン

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『RUSH BALL 2023』カメレオン・ライム・ウーピーパイ

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

カメレオン・ライム・ウーピーパイ

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