「身も蓋もないお店を見つけた」

2023年7月23日、X(ツイッター)ユーザーの「うさみこ@愛犬好き」(@usamiko)さんがそんなつぶやきと共に、インパクト抜群な名前を持つ焼肉店を紹介し、注目を集めた。

その名も――......。

焼肉 結局たれ。」

肉よりなにより、結局味を決めるのは「たれ」......ってこと? だとしたら、かなり身も蓋もない。

一応「旨い肉」もあるらしいが、中心に添えられているのは「旨いたれ」。そして、そのさらに下には再び、

「旨いタレ」

の文字が。とにかくたれに自信があるお店のようだ。

店名の由来は...?

この思わず二度見しちゃう店名に対し、ユーザーからはこんな声が寄せられている。

「めっちゃわかる」
「安い肉でもタレで満足して食える」
「コレは信頼できる」
「確かにどんな高級黒毛和牛でも塩だけで食えと言われたら結構辛い」
「そうなのよ。焼肉は結局タレなのよ」
「美味しくないお肉もタレで美味しくできるから...」

7月24日、Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者のうさみこさんも、この店を発見したときの感想を「身も蓋もない店名だが、旨い肉、旨いたれ、旨い米と一巡された上での結論なんだろう」と語っていた。

この店名、どんな思いでつけられたものなのか。Jタウンネット記者は8月10日、「黒毛和牛食べ放題 焼肉結局たれ。梅田店」(大阪府大阪市)を運営するAdachi Group(大阪府大阪市)に聞いた。

店名についてユーザーたちの間では様々な憶測が飛び交っていたが、果たして真実は?

Jタウンネット記者の質問に、飲食事業部の担当者はこう語る。

「肉の食べ方には塩やワサビといったものもありますが、王道はタレだろうということでこのような店名になりました」

なんと、塩やワサビと比較しての「結局はたれ」ということだったらしい。

そこまで言い切る同店の「たれ」は、白ネギやゴマの入ったこだわりの自家製たれ。かくし味に「黒ウーロン茶パウダー」が入っており、これが独特な風味を醸し出すとのことだ。

店名になるほどの自家製たれ、どんなものなのか気になりすぎる......。大阪・梅田に行った際は絶対チェックしたい。