前走の1勝クラスを楽勝したフルメタルボディー(ユーザー提供:あすりさん)

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 中京12Rのシンガポールターフクラブ賞(3歳上・2勝クラス・芝1600m)はフルメタルボディー(牡3、栗東・清水久詞厩舎)の勢いを買う。

 デビュー戦を制した後、1勝クラスやオープンでは好位からワンパンチ足りないレースが続いていた。それが前走の1勝クラスでは逃げて2馬身差の楽勝。勝ち時計の1分32秒9も、同開催の芝1600mではオープンの米子Sに次いで2番目に速い時計だった。逃げたことが良かったのか、それとも2カ月余りの休養でグンと良くなったのか、いずれにしても以前とは見違える走りだったことは間違いない。

 今回は昇級戦となるが、現級の実績馬が少なく、与しやすいメンバー構成。クラス再編成以降、2勝クラスは3歳馬が大活躍しているのも強調材料で、ここは通過点にできるはずだ。