七夕賞の過去10年データ(c)netkeiba.com

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 7月9日(日)に福島競馬場で行われる七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)について、過去10年の枠順データから検証していく。

 枠別では最多となる延べ8頭の馬券絡みが6枠で、5頭の2枠が続く。一方で、7枠は1頭しか馬券に絡んだ馬がいない。

 過去10年の枠順別成績は以下の通り。

【1枠】1- 1- 1-15/18 勝率5.6% 複勝率16.7%
【2枠】3- 2- 0-13/18 勝率16.7% 複勝率27.8%
【3枠】0- 1- 1-16/18 勝率0.0% 複勝率11.1%
【4枠】2- 0- 2-14/18 勝率11.1% 複勝率22.2%
【5枠】0- 2- 1-17/20 勝率0.0% 複勝率15.0%
【6枠】3- 1- 4-12/20 勝率15.0% 複勝率40.0%
【7枠】0- 1- 0-19/20 勝率0.0% 複勝率5.0%
【8枠】1- 2- 1-16/20 勝率5.0% 複勝率20.0%

 内外で見るとまんべんなく好走馬が出ている印象だが、偶数番枠の成績に注目して欲しい。奇数番枠は【1-5-3-67】で勝率1.3%、複勝率11.8%なのに対して偶数枠が【9-5-7-55】で勝率11.8%、複勝率27.6%と圧倒。明確な理由があるわけでは無いが、頭の片隅程度には入れておいて良いだろう。

 もう一点“七夕”にかけて枠連「7-7」を買うファンも多いと思うので「7枠」の成績を紹介。近年は非常に不振で、09年にミヤビランベリが勝利して以降、7枠から勝ち馬は出ていない。また、枠連「7-7」での決着は37年前の86年が最後となっている。