まだまだ底を見せていないサンライズフレイム(今年4月撮影、ユーザー提供:ワイズファームさん)

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 中京10Rのインディアトロフィー(3歳上・2勝クラス・ダ1400m)はサンライズフレイム(牡3、栗東・石坂公一厩舎)で堅い。

 3歳と古馬の混合戦がスタートして5週を終えたが、今年も3歳の攻勢が続いている。とりわけ2勝クラスは3歳が[18-8-6-31]の勝率29%、複勝率51%。回収率は単勝が135%、複勝でも115%あるので、逆らうのは無謀といえる。

 ここはサンライズフレイムが中心だ。ここまで3戦2勝、3着1回。唯一敗れた前々走にしても、勝ったのが後に関東オークスを制するパライバトルマリンなら、2着が同じくユニコーンSで3着のブライアンセンス。この2頭には2馬身半及ばなかったものの、4着には5馬身差を付けていたので、負けて強しの内容だった。

 21年の全日本2歳優駿を制したドライスタウトの半弟という血統馬。馬っぷりも素晴らしく、兄に追い付けるポテンシャルを感じさせる。現級実績がある古馬も顔を揃えた一戦だが、それでも通過点にできるはずだ。