前走11着からの一変を期すクラシックステップ(今年3月撮影、ユーザー提供:ななみさん)

写真拡大

 函館9Rの北斗特別(3歳上・1勝クラス・芝2000m)はクラシックステップ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)が一変を決める。

 休養前の前走は1番人気に支持されたものの、中団から伸びを欠いて1秒2差の11着。ただ、終始馬群の中で揉まれて、早々と戦意を喪失した印象。それに加えて直線では狭くなるシーンもあった。力を出せない状況に追い込まれたことが敗因なので、この一戦で評価を落とすのは危険だ。

 前々走では好時計決着の2着に食い込んだように、現級上位の力の持ち主。稍重と重で[0-1-1-0]と馬券圏内を外していないので、初の洋芝も悪くないだろう。本領発揮さえできれば、待望の2勝目に手が届いていい。