福島9Rの須賀川特別(3歳上・1勝クラス・芝1200m)はラナキラ(牝5、美浦・尾関知人厩舎)が穴っぽい。

 昨夏には今回と同じ福島芝1200mの現級戦で、アタマ差2着の実績あり。昨秋には新潟芝1000mで不利な3番枠からタイム差なしの3着に持ち込んだこともあり、現級卒業の力を秘めていることは間違いない。それだけに今年3戦の5着、4着、10着には物足りなさも残るが、それぞれ敗因はハッキリ。3走前が外差し決着の内枠なら、前々走は対照的に内枠決着の大外枠。そして前走は不向きな道悪だったから、いずれも決して力負けではない。

 今回は3カ月ぶりの実戦となるが、前走時はマイナス16kgで寂しく映ったので、リフレッシュ効果は大きいはず。久々の本領発揮で好配当をもたらしてくれそうだ。