マイペースなら巻き返しが期待できるヤングワールド(今年2月撮影、ユーザー提供:しゅんみーさん)

写真拡大

 函館8Rの3歳上1勝クラス(ダ1700m)はヤングワールド(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)の巻き返しがある。

 前々走に注目したい。東京ダ1600mで前半3F34秒5というハイペースの逃げを打ちながら、大きくバテることなく勝ち馬から0秒8差の6着に踏ん張っていた。何より、このレースは相当なハイレベル戦。次走で5着馬が勝利、2着馬、3着馬、8着馬が2着、7着馬も3着になるなど、多くの馬が好走しているのだ。ならば、ヤングワールドも現級で勝ち負けになっていい。

 今回と同条件の前走は3秒7差の14着に大敗したが、ハナに行けなかった上、序盤から次々に被せられる展開になったので参考外。一転、今回は主張すれば行けそうなメンバー構成なので、好勝負が期待できるはずだ。