今年7枠13番に入ったヒンドゥタイムズ(ユーザー提供:あすりさん)

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  7月9日(日)に福島競馬場で行われる七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)。レース名にちなみ、枠連「7-7」を買うファンは多いが、実際どのくらい売れているのだろうか。7枠馬の成績とともに調べた。

 早速だが、過去10年の枠連「7-7」と同じ馬の「馬連」との比較は以下の通り。

13年 枠連26.5倍 馬連98.6倍
14年 枠連101.4倍 馬連427.8倍
15年 枠連102.8倍 馬連438.5倍
16年 枠連79.8倍 馬連236.6倍
17年 枠連45.5倍 馬連165.8倍
18年 枠連36.1倍 馬連98.5倍
19年 枠連23.2倍 馬連53.1倍
20年 枠連43.7倍 馬連92.2倍
21年 枠連52.1倍 馬連149.7倍
22年 枠連77.3倍 馬連381.5倍

 一目瞭然、枠連のほうが圧倒的に売れている。14年、15年、22年など、オッズに4倍以上の差がついた年もあった。

 続いて7枠馬の成績。グレード制が導入された84年以降「7-7」のゾロ目となったのは一度だけ。86年に1着サクラトウコウ(3番人気)-2着ダイヤモンドラーン(8番人気)で決着し、3350円の配当がついた。

 その後も7枠から勝ち馬は出たが、近年はむしろ不振。09年に1着ミヤビランベリ、2着とハナ差の3着にホッコーパドゥシャが入線して「7-7」未遂となったのを最後に、7枠から勝利した馬はいない。

 馬券的な妙味を求めるなら馬連一択。そして枠連「7-7」馬券は、あくまでも「ロマン」にとどめておいたほうが良さそうだ。