調整中のドゥマイシング(7月4日、撮影:井内利彰)

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 夏競馬が本番を迎えて新馬戦も本格化。7月9日(日)の中京5R・2歳新馬(芝2000m)では“セレクト2億超”の良血馬2頭、ラケダイモーン(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)とドゥマイシング(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が初陣を迎える。

 ラケダイモーンは父レイデオロ、母ラルケット、母の父ファルブラヴという血統。半兄に18年のマイルCS覇者ステルヴィオ、半姉に今年のNHKマイルC2着馬ウンブライルがいる。

 一方のドゥマイシングは父ドゥラメンテ、母フォースタークルック、母の父Freudという血統。母は米G1フラワーボウルSの覇者で、母の父はG1・6勝のGiant's Causewayの全弟にあたる良血馬だ。

 両馬は昨年のセレクトセール1歳にて、ともに2億円以上の値を付けた厩舎の期待馬。まずは白星スタートを切って、大舞台へ駒を進めたいところ。

 また、11日(火)に行われるセレクトセール当歳ではラケダイモーンの半弟がおおとりを飾る予定。ここで初勝利を挙げれば、セリ当日もさらに注目を集めることとなりそうだ。