ディープインパクト産駒ながら道悪巧者のロードマックス(昨年4月撮影、ユーザー提供:Hiroshiさん)

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 東京は金曜正午の時点で芝が良、ダートが稍重。ダートも土曜までには良に回復するだろう。芝は依然として相当速い時計が出ている。どちらかといえば前々、そして内で立ち回った馬が残っている印象だが、速い上がりを使えれば後方からでも間に合う。ダートは東京らしい地力勝負。位置取りは不問。

 阪神は金曜正午の時点で芝が稍重、ダートが重。土曜までに1段階ずつ回復するか。芝は東京ほどではないが、速めの時計が出ている。徐々に内が荒れてきたようだが、ペース次第で行った行ったから外差し決着まで何でもある。展開を重視したい。ダートは湿り気がどれだけ残るかがポイントだが、極端な前残りにはならないだろう。芝と同じくペース次第。

 函館は金曜正午の時点で芝ダートともに稍重だが、土曜朝まで雨が降る予報なので悪化が進みそう。芝は差しが決まりやすい印象。道悪になっても前有利とはならないか。ダートは高速決着。下級条件を中心に前に行った馬が幅を利かせるだろう。

【注目馬】
東京12R・ドラミモン…目下8戦連続で上がり3Fは3位以内だから、今の東京は合うはず。今回と同舞台の前走は0秒5差の4着だが、直線で捌き遅れる面があった。スムーズなら勝ち負けになっていい。

阪神10R・スコールユニバンス…昇級後は東京芝1400mで8着、7着だが、いずれも結果的に位置取りが後ろ過ぎたか。また、東京も向かなかった印象がある。直線に急坂がある阪神なら、一瞬の決め手がフルに生きそうなので、巻き返しがあっていい。

函館11R・ロードマックス…ディープインパクト産駒ながら、新馬勝ちは不良、昨夏のUHB賞勝ちは稍重だったので、道悪はプラス。1200mへの距離短縮も歓迎なので、差しが決まる展開になれば出番がある。