帝王賞に出走予定のジュンライトボルト(撮影:井内利彰)

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 昨年のチャンピオンズCの覇者、ジュンライトボルト(栗東・友道康夫厩舎)。栗東へ帰厩したニュースは当欄でもお伝えしたが、その後も順調に帝王賞(6月28日・大井ダート2000m)に向けての追い切りを消化。今朝1日は帰厩後初となる、CWでの追い切りを行っている。

 CW、馬の少ない時間帯に1頭で正面から入場。ゆったりとしたフットワークで1コーナーから2コーナーへ向かい、この様子だけ見ていると、今日は追い切りなのかどうかわからないというくらい落ち着いた雰囲気。向正面に入ると、少しラップが速くなっていき、3コーナーを過ぎたところからは一気に加速。

 追い切りを見ている側としては、おお、スピードに乗ってきたという感じで最後の直線。かなり速くなって、最後は少し流す感じでのゴールという内容だった。

 時計は6F80.3~5F65.5~4F51.1~3F37.1~2F23.7~1F12.1秒。海外では力を出し切ることができなかったが、帰国してからは順調そのもの。現時点でこれだけ動くことができれば、状態に関しては昇っていくしかないはず。

(取材・文:井内利彰)