前走のヴィクトリアマイルは惜しくも2着だったソダシ(撮影:下野雄規)

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 白毛一族のソダシ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)とメイケイエール(牝5、栗東・武英智厩舎)が安田記念(3歳上・GI・芝1600m)で2年2カ月ぶりに激突する。

 2頭はともにシラユキヒメを祖とする白毛一族の出身だ。ソダシは祖母、メイケイエールは曾祖母がシラユキヒメとなる。これまでに直接対決は2回あって、20年阪神JFはソダシが1着でメイケイエールが4着、21年桜花賞はソダシが1着、メイケイエールが18着。いずれもソダシの“圧勝”となっている。

 2頭はタイトルホルダーと並び、現役最多タイとなるJRA重賞6勝を挙げている。どちらかが勝って単独トップの7勝目を手にするのか、対決の行方に注目したい。

【現役馬のJRA重賞勝利数ベスト5】
<1位6勝>
・ソダシ(20年札幌2歳S、アルテミスS、阪神JF、21年桜花賞、札幌記念、22年ヴィクトリアマイル)
・タイトルホルダー(21年弥生賞ディープインパクト記念、菊花賞、22年日経賞、天皇賞(春)、宝塚記念、23年日経賞)
・メイケイエール(20年小倉2歳S、ファンタジーS、21年チューリップ賞、22年シルクロードS、京王杯SC、セントウルS)

<2位4勝>
・カフェファラオ(20年ユニコーンS、シリウスS、21年フェブラリーS、22年フェブラリーS)
・セリフォス(21年新潟2歳S、デイリー杯2歳S、22年富士S、マイルCS)