ブンデス史上“最高の切り札”が最後に示した生き様 自身が持つ記録も更新
フライブルクは23日、ブンデスリーガ第33節でヴォルフスブルクと対戦し、2-0で勝利を収めた。この結果、5位の同クラブは最終節を残して4位ウニオン・ベルリンと勝ち点で並び、トップ4フィニッシュの望みを繋いだ。そして、この一戦で存在感を示したのが、かつてドイツ代表でプレイした経験もあるFWニルス・ペーターゼンだ。
現在34歳のペーターゼンは、イェーナ、コットブス、バイエルン・ミュンヘン、ブレーメンを経て、2015年夏からはフライブルクでプレイ。コットブス時代にブンデスリーガ2部で得点王を獲得したほか、オーバーエイジ枠で参加したリオ五輪でもセルジュ・ニャブリとともに6ゴールで大会得点王に輝いていた。
そんなペーターゼンは先日、今季限りで現役を引退することを発表していた。まだ最終節が残されてはいるものの、ブンデスリーガ史上最高の切り札として、最後にピッチで自身の生き様を示したと言っていいのではないか。