揺れ動く最強ストライカーの胸中。レアンドロ・ダミアン川崎退団の可能性が浮上。

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J1川崎フロンターレの点取り屋FWレアンドロ・ダミアンとの別れはすぐそこに迫っているかもしれない。

ブラジルのサッカーメディア『Revista Colorada』は4日、ダミアンの代理人であるヴィニシウス・プラテス氏が川崎の背番号9の移籍の可能性を示唆した。

プラテス氏は自身のクライアントであり、去就が注目されているウルグアイ人FWニコラス・ロペスとダミアンの名前を挙げて「彼らは2024年にそれぞれのクラブを去るか、あるいは何らかのオファーがあれば、もう少し早く去るだろうね」と明かした。

2019年に川崎へ入団してから川崎を支え続けてきたダミアンは、2020、2021年にJ1連覇に貢献。2021年にはリーグの得点王と最優秀選手を獲得していた。

だが近年は負傷の影響などもあり、思うような活躍ができていない。

同メディアは古巣インテルナシオナウ復帰について、今年中の移籍はないと報じている。ブラジルの名門には優秀なストライカーが多く、トルコ1部フェネルバフチェのエクアドル代表FWエネル・バレンシアの加入が内定しているという。

ダミアンは先月にブラジルのラジオ番組『Tabelinha』に出演。

そこで「僕の契約は今年で終わるけど、(チームが)チャンピオンになってから契約が更新された。最初はここに残ろうと思ったけど、ブラジルに戻ってキャリアを終えようと思っているんだ」と発言した。

古巣インテルナシオナウに熱い思いを吐露する場面もあったが、川崎との契約を尊重する姿勢を見せていた。

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川崎が誇る元ブラジル代表のストライカーは今季2試合に出場し、出場時間もわずか20分で無得点と苦しんでいる。今後の去就が気になるところだ。