米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け137円50銭台に上昇

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 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=137円50銭前後と前週末に比べ1円20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=150円96銭前後と同90銭弱のユーロ高・円安だった。
 
 この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した4月の製造業景況指数が47.1と3月の46.3から改善したほか、米商務省が発表した3月の建設支出が前月比0.3%増と市場予想(0.1%程度の増加)となったことで、米景気の底堅さを意識したドル買い・円売りが流入。米連邦準備理事会(FRB)が2~3日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げが確実視されるなか、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時137円54銭と3月上旬以来およそ2カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0976ドル前後と前週末に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。



出所:MINKABU PRESS