何に見える?【心理テスト】答えでわかる「苦手な人とうまく付き合う方法」

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環境を問わず、どうしても苦手に感じる人がいることもあるでしょう。それは相手のせいでも自分のせいでもなく、相性の問題であることも少なくありません。そんなとき、どのように接すればいいのでしょうか。今回は、イラストが何に見えるかによって「苦手な人とうまく付き合う方法」がわかる心理テストをご紹介させていただきます。

Q.あなたは次のイラストが何に見えますか? 次のうち最も近いものをひとつ選んでください。

A:マイクB:卓球のラケットC:うちわD:木

あなたはどれを選びましたか? さっそく結果を見てみましょう。

この心理テストでわかるのは?

「苦手な人とうまく付き合う方法」

深層心理において“どのようにも見える抽象的なイラスト”は、あなたが違和感を覚える対象に対しての反応を意味します。そして、どのように見えたかは、自分に都合よく受け止めようとする感覚と密接。そのため、選んだ選択肢により「苦手な人とうまく付き合う方法」がわかるのです。

A:「マイク」を選んだあなた……メモをとって話を聞いている演出を

あなたは比較的、自分を演出するのが得意なタイプでしょう。そんなあなたには、苦手な相手と話をするときにメモをとることをオススメします。

メモをとるという行為は、聞き間違いのミスを防ぐだけでなく、「私はあなたの話をしっかり真剣に聞いていますよ」という姿勢を示すこともできるのです。その結果、相手に対して好印象を与えられるでしょう。こうすることで相手に自己肯定感を与え、必然的に摩擦も避けられるようになるはず。

B:「卓球のラケット」を選んだあなた……権威がある人の言葉を引用する

あなたは情報に対して敏感で、さまざまな知識を蓄えるのが得意なタイプのようです。そこで、苦手な相手に対して「専門家」や「多数派」の意見を添えるようにしてみましょう。たとえば、有名大学の教授や上司の言葉などを会話の頭に挟み込むだけで、相手はあなたの発言に耳を傾けやすくなるはず。

そうすれば、説得の難しい相手でも納得してくれる可能性が高まります。また、その際に持ち出す人物は、相手が尊敬している人であるほど効果的でしょう。

C:「うちわ」を選んだあなた……社交辞令だとバレない褒め方をする

あなたは基本的に褒め上手なタイプでしょう。ただ、苦手な人や付き合いが浅い人が相手だと、せっかくの褒め言葉を社交辞令のように受け取られてしまうこともあるかもしれません。そうなれば、相手との間に気まずい空気が流れてしまうことも。

そんなときにおすすめしたいのが、“倒置法”。たとえば、「本当に楽しかったです」と言いたいときに「楽しかったです! 本当に」と言うようにしてみて。苦手な相手と距離を縮めたいときや好印象を持たれたいときに、ぜひ使ってみてください。

D:「木」を選んだあなた……大事なシーンで沈黙を差し込む

あなたは、熱意をもって人を説得するのが得意な傾向にあります。でも、熱意だけでは苦手な相手は動かない場合も。そんな時は“沈黙”の魔法を使いましょう。

一見するとネガティブな印象に取られがちな「沈黙」ですが、実は、とても効果的な活用法が。話すはずの人が突然沈黙すると、聞き手は無意識に発言者に注目するといわれています。この沈黙時間は3秒までなら効果的と考えられているため、大事な話をするときは、思い切って「間をためる」ことを意識してみてください。

おわりに

自分が苦手な相手と接することが多いと感じるなら、コミュニケーションの在り方を少し変えてみるのも手です。相手を避けるだけではなく、自分から好意的に接してみると、意外な発見があるかもしれませんよ。

脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。

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文・脇田尚揮