Stable DiffusionやMidjourneyなどの画像生成AIは、プロンプトと呼ばれる文字列を入力することで、その内容に応じた画像を自動で生成してくれます。「unprompt.ai」は、自分が生成したいイメージに近い画像を読み込ませることで、似た画像とそのプロンプトを表示してくれる検索エンジンで、プロンプトを考える時間を短縮してくれるので効率良く思い通りの画像を生成したい時にお役立ちです。

Search 35+ Million AI Art Prompts

https://unprompt.ai/

unprompt.aiにアクセスするとこんな感じ。画面上部の入力欄の右にあるカメラアイコンをクリックします。



エクスプローラーが起動するので、元のイメージになる写真やイラストを選びます。今回は以下の「とろったまチーズ テリヤキバーガー 〜北海道産ゴーダチーズ使用〜」の画像を選択しました。



すると、こんな感じでハンバーガーの画像がずらりと検索結果として表示されました。一番左上の画像をクリックしてみます。



すると、「Main Prompt」の部分に生成用のプロンプトが、その下の「Parameters」にはModel Name(画像生成AIのモデル名)、App(アプリケーション)、Image Size(画像サイズ)、Model Version(モデルバージョン)、CFG Scale(CFGスケール)、Steps(生成ステップ数)、Sampling Method(サンプラー)、Seed(シード値)が表示されています。このプロンプトとパラメーターを対象モデルにそのまま入力すれば、同じ画像が生成されるというわけ。



別のバーガーの画像だとこんな感じ。Model Nameを見ると「Midjourney」となっています。MidjourneyはチャットツールのDiscordで生成する仕組みなので、CFGスケールや生成ステップ数などのパラメーターは不明となっています。



今度は漫画「姫とゲーマー」のイラストを読み込ませてみました。



すると、検索結果として以下のようにイラストが表示されました。



イラストの完成度が非常に高いので、生成モデルをチェックしてみたところ、Midjourneyを二次元萌えイラストに特化させたにじジャーニーで生成されたイラストでした。