即戦力として活躍している「冬移籍」の5名
プレミアでは移籍金のリーグ記録が更新されるなど、活発な動きを見せた冬の移籍市場。
今回はその中から早くも新天地で活躍している選手たちを見ていきたい。
デヤン・ロヴレン
所属クラブ:リヨン(フランス)
先日クロアチア代表引退を発表したロヴレン。
リヨンを経てサウサンプトンで1シーズンプレーした後、2014年にリヴァプールへ加入した。ここでは6シーズンに渡って活躍し、プレミアリーグとCLのタイトルを獲得している。
その後2020年にゼニトへ移籍したが、今冬にリヨンへ加入。およそ10年ぶりに古巣へ復帰することとなった。
リーグアンではここまで9試合に出場しており、ベテランとしてディフェンスラインを牽引している。
パプ・ゲイェ
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
今冬にセビージャへローンで加入したゲイェ。セネガル代表のMFだ。
2020年にルアーヴルからマルセイユへ加入するも途中出場が多く、今季に関してはリーグアンでのスタメン出場数が4試合にとどまっていた。
ただ加入したセビージャではここまでラリーガで5試合にスタメン出場し、早くも3ゴールに絡む活躍を見せている。
近年の好調ぶりとは打って変わって苦しいシーズンを送っているセビージャだが、的確な補強でどこまで巻き返せるか注目だ。
ヴィクトル・ツィガンコフ
所属クラブ:ジローナ(スペイン)
ディナモ・キエフでは10代からトップチームでプレーしていたツィガンコフ。
2016-17シーズンには18歳でCL初ゴールをマークして注目を集めるようになったが、以降もステップアップすることなく引き続きウクライナで活躍していた。
しかし今冬、スペインのジローナへ移籍。自身にとってこれが欧州主要リーグ初挑戦となったが、順調にチームにフィットしている。
ラリーガではここまで5試合の出場で1ゴール3アシストをマークしている。
ハメド・ジュニオール・トラオレ
所属クラブ:ボーンマス(イングランド)
イタリアで育ったコートジボワール人MFトラオレ。
以前はエンポリの下部組織でプレーしていたが、10代ながらセリエAで主力として活躍したことで注目を浴び、2019年にサッスオーロへと移籍した。
負傷で出遅れた今季は、セリエAで3アシストをマーク。ただ冬の市場で積極的な補強に動いたボーンマスにローンで移籍した。
プレミアリーグではここまで4試合に出場し、攻守にわたって存在感を発揮している。
ヴァウト・ヴェフホースト
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
カタールW杯ではメッシとやり合う強心臓ぶりを見せたオランダ代表ストライカー、ヴェフホースト。
ヴォルフスブルク時代はエースとして活躍していた選手であり、3シーズン半の在籍でブンデス通算59ゴールをマークしている。
2022年の冬にバーンリーへ移籍し、今季前半はベシクタシュに貸し出されていたが、冬の市場で今度はマンチェスター・ユナイテッドへローンで加入した。
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プレミアでは未だゴールがないが、ハードワークを惜しまないチームプレーヤーとして活躍している。