アップルが晩春から夏にかけて15インチの大型MacBook Airを発売するとの噂がありましたが、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストが4月に発売される見込みだと異を唱えています。

↑MacBook Air

 

先月、ディスプレイ関連サプライチェーン調査会社DSCCのRoss Young氏は、アップルが15.5インチMacBook Air用ディスプレイパネルの生産を始めたと主張。その進行状況から考えて、新型MacBook Airは4月上旬に発売と予想していました。

 

Young氏はiPad mini(第6世代)の画面サイズが8.3インチになると的中させるなど、未発表アップル製品のディスプレイ情報につき数々の実績があります。なお、大型MacBook Airの画面サイズは15インチと複数の情報源が述べているなか、Young氏だけが「15.5インチ」と主張している次第です。

 

が、今週初めにBloombergのMark Gurman記者は「初の15インチMacBook Air」が晩春から夏にかけて発表されると報道。たとえば6月のWWDC(世界開発者会議)で「M3」チップと一緒に登場するかもしれない、と仄めかしていました。

 

それを受けてYoung氏のフォロワーが「15インチMacBook Airは、前にあなたが保証したとおり4月発売ですか?」と質問。これにYoung氏は「そうです」と答え、4月発売説に自信があると強調したかっこうです。

 

M2チップ搭載の13インチMacBook Airは昨年6月のWWDCで発表され、翌7月に発売されていました。もしも新型の13インチ/15インチMacBook Airが4月に発売されるとすれば、少し早すぎる印象はありますが、もしかすると先に15インチ、数か月後に新型13インチという展開もあり得るのかもしれません。

 

また15インチモデルがM2チップを搭載するのか、それともM3チップとなるのかは、今のところ噂話が錯綜しています。有名アナリストMing-Chi Kuo氏はM2およびM2 Proのオプションもあり得ると述べていたことがありました。

 

ディスプレイが15インチになれば筐体やバッテリー容量も大きくなり、バッテリー駆動時間も伸びが期待できるはず。ますます屋外でも大活躍できる、優秀なモバイルノートPCとなりそうです。

 

Source:Ross Young(Twitter)
via:MacRumors