「もっと似せて!」PUFFYのパロディCMにアラフォー世代から不満の声

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 今から20年以上前に流行した懐かしのヒット曲が、TikTokで大きくバズると言う現象が起きている。

 番組から生まれたユニット・ブラックビスケッツの「Timing〜タイミング〜」や、シンガーソングライター・広瀬香美のヒット曲「ロマンスの神様」などがZ世代にウケているのは、彼らが生まれていない90年代のものが、逆に目新しく感じるのかもしれない。

 そんなブームに乗っかったと思われるのが、今月1日から始まった、マクドナルドのアジアンフェアによる「アジアンバーガーズ」のCMだ。

 90年代、歌手の奥田民生がプロデュースし、たちまち人気者となった音楽ユニット・PUFFYのヒット曲「アジアの純真」の替え歌を、元乃木坂46のメンバーでタレントの西野七瀬と、女優の飯豊まりえがPUFFYのコスプレ風衣装で歌っており、ポップで可愛らしい仕上がりとなっている。

 しかし、これを見た視聴者から、ネット上で不満が噴出していると言うのだ。

「PUFFYと言えば、Tシャツにジーパンのラフなスタイルにウェーブのかかったヘアスタイル、親しみやすいキャラクターで若い女性を中心に人気を博しました。しかし、今回のCMは、衣装こそTシャツにズボンスタイルとPUFFYに寄せていたものの、2人ともストレートヘアであったためか、当時を知る世代からは、『あまりに浅いコピーで癇に障る』『パフィーはもっとヘアメイクに凝ってた』『もっと似せてほしかった』『改めてパロディって難しいと思う』と、ネット上に残念がる声が多数書き込まれています。当時、若者のファッションに多大なる影響を与えたPUFFYの2人を完璧に再現するのは、少し難しかったようですね」(ウェブライター)

 西野と飯豊、芸能界きっての美女2人によるファンにはたまらないCMだが、PUFFYの全盛期を知るアラフォーの視聴者には少し物足りなかったようだ。