【光熱費クイズ】コーヒー1杯分のお湯を沸かすなら…「ガスコンロ」「電子レンジ」のどっちがお得？
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生活の中でお湯を沸かすタイミングは結構ある
お茶を入れる時、コーヒーが飲みたくなった時、野菜や魚料理の下ごしらえ、おみそ汁を作るなどなど、お湯を沸かすタイミングって意外とあるものですよね。
わたしは紅茶やコーヒーをよく飲むのですが、どうやってお湯を沸かすのが時間的にも電気、ガス代的にも良いのかは確かに悩みどころ。
テレビ番組「ZIP!」で特集されていた「冬の節電・節ガス術」では、節約アドバイザーの和田由貴さんがあらゆる節電、節ガス術についてクイズ形式で教えてくれました。
今回はその教えにプラスして、わたし自身でも実験をして比べてみました。
マグカップ1杯分（200ml）の場合
では、クイズの正解です。
テレビの実験では、ガスコンロと電子レンジで沸かすのをそれぞれ時間を出していました。
ガスコンロでは中火で2分、電子レンジでは600Wで1分半ということで電子レンジに軍配が上がりました。
「たくさんお湯を沸かすならガス、少量なら電子レンジの方がお得」と結論づけられていましたよ。
ではコンロとわたしがよく使う電気ケトルではどうでしょうか。
コンロの場合…
こちらの鍋を使い、お湯を沸かしてみます。
火の大きさはこれくらい。
ではまず、100mlから。
1分51秒で沸騰しました。
続いて、200ml。
2分です。これはテレビ番組の結果と同じですね。
そして300ml。
2分39秒。
体感としては、そんなに時間がかかっている感じもありません。
今回はフタを開けて測ったので、個人的には「水が蒸発していないか」というところが若干気になりました。
では電気ケトルの場合…
こちらのいつものケトルを使います。
まずは100ml。
1分04秒。コンロに比べてだいぶ早いですね。
続いて200ml。
1分50秒。コンロで100ml沸かした時とほぼ同じくらいです。
そして300ml。
2分31秒。そんなに変わりません。
コンロと電気ケトルでは、そんなに違いがでないのかしら。
では、量を多くして1L（リットル）をそれぞれで沸かしてみると、どれくらい時間が違うのでしょうか。
コンロの場合
9分28秒かかりました。
一方電気ケトルでは
7分49秒。
1Lになるとまた差が出てきました。
テレビでも、ガスコンロと電気ケトルでは、電気ケトルの方がお得とのこと。
年間だと、1,210円ほどお得だそうです。
余談ですが、電気ケトルは沸騰したらスイッチが切れる仕様なので、自信を持って「沸騰したのはこの時！」と思えるのですが、コンロの場合、「どのくらいぶくぶくすれば沸騰と呼べるのか」が曖昧でした。
もしかしたら、もっと早く「沸騰している」と言っていい状態だった可能性も…
そういう意味では、紅茶など高温のお湯が必要な時は、電気ケトルの方が「今だ！」と言えるかもしれませんね。
ちなみに注意点として、「電気ポット」の場合だと、保温にも電気代がかかります。
ここも計算に入れないといけませんね。
わが家はお湯を沸かしたら、すぐさま魔法瓶のポットに入れています。
ブロッコリーを「コンロ」と「電子レンジ」で茹でてみた
「野菜の下ごしらえなどは電子レンジの方が安くなる」と和田さん。
番組では、ブロッコリーの下茹での場合、100gを1Lの水で茹でるのと電子レンジを使う場合の比較では、年間1,060円の節約になるとのこと。
というわけでわたしもブロッコリーを茹でてみました。
こちらのブロッコリー1個は228g。これを114gずつに2等分し、それぞれの方法で茹でてみます。
まずは鍋の場合。
600mlのお水を沸騰させ、ブロッコリーを投入。
その後茹で上がったなというタイミングまでを測ってみました。
6分52秒。ほぼ7分です。
一方電子レンジの場合。
わが家の電子レンジは500Wです。
とりあえず3分くらいチンしてみます。
出来上がったのがこちら。
おいしそうですが、試しに1つ食べてみると、もう少し必要な気がします。
というわけで1分追加。
完成。
こちらはしっかり火が通ってる感じがしました。
結果として、コンロだと7分弱、電子レンジだと概ね4分。
こんなに差が出るんですね！
下処理は素早く出来る方が良いことを考えても、断然電子レンジの方が良さそうです。
ちなみに、ブロッコリーの味は変わりませんでした。
ガスだろうと電気だろうと、ブロッコリーはおいしい。
ちょっとのことなら、電気に頼る方が早そう
今回実験して思ったのは、ちょこっとした量なら電気ケトルや電子レンジの方が良さそう、ということです。
ただ、実験は主に「お湯を沸かす」ということに着目しましたが、「お米を炊く場合」にはガスコンロの方がお得、ということもあるようです。
電気とガス、どちらを使うか悩んだ場合の参考にしてください！
