ワークマンとユニクロの「キッズトレーナー」を徹底比較!値段、素材、着心地が良いのは

シンプルで動きやすさにこだわっているユニクロの子ども服ですが、2021年にワークマンからもシンプルで機能的な子ども服が発売されています。
そこで今回は、ワークマンとユニクロの子ども向けトップスを徹底比較します。ワークマンジュニアを知らなかった人は必見です。
◆どちらもシンプル!ワークマンジュニアとユニクロキッズ
さっそくワークマンプラスへ行って、入口付近にあるワークマンジュニアの商品の中からトレーナーをゲットしてきました。
ワークマンから子ども服が出ているって、知らない人も結構多そう。
はじめてワークマンジュニアのトレーナーを触ったとき、「ふかふかでサラサラで気持ちいい!」と感じました。指で押してみると、弾力があって、海で使うウェットスーツに近い素材感です。
また、トレーナーを持ったときにフワッと軽かったのにも驚きました。
◆ユニクロキッズvsワークマンジュニア
ワークマンの子どもトレーナーと比較する商品は、ユニクロの「ウルトラストレッチスウェットシャツ」です。筆者が行ったユニクロ店舗では、トレーナー素材で販売されていたキッズ服はこの商品だけでした。
まずは、基本情報を比べてみましょう。
【ユニクロ】
●ウルトラストレッチスウェットシャツ
価格:1990円(以下、税込)
カラー:グレイ、ネイビー
サイズ:100、110、120、130、140、150、160
【ワークマン】
●ダブルフェイスビッグシルエットプルオーバージュニア
価格:980円
カラー:ブラック、カーキ杢、チャコール杢、ベージュ、ホワイト
サイズ:140、150
ユニクロはサイズ展開が多いのに対して、ワークマンはサイズが140と150のみですね。ワークマンのホームページを調べてみると、ワークマンジュニアの商品は一部のパンツ以外は140、150サイズしかないようです。
◆すみずみまで比較しまくります!
今回は、どちらも140を購入。まず、気になる素材から比較してみましょう。
ユニクロトレーナーは綿がほとんどで、他にポリウレタンが4%、ワークマントレーナーはポリエステルが90%で、ポリウレタンが10%の配合です。
ワークマントレーナーに使われている「ポリエステル」は、洗濯に強く、乾きやすく、シワになりにくいのが特徴だそう。
シワになりにくい特徴のワークマントレーナーですが、折っても厚みが出て、フワッとしか畳むことができません。普段、子ども服を折り畳んで保管する人にとっては、かさばってしまう素材で苦手かも。
◆デザインの違いは?
まず【首周り】のつくりですが、ユニクロトレーナーはリブになっているので、頭を入れる際にリブが伸びてラクに着ることができそう。ワークマントレーナーは簡単な造りなので頭をスポンっと入れる感じです。
【袖口】も一緒で、リブ付きのユニクロトレーナーの方が手首へのフィット感がありそうですね。
同じく、【裾(すそ)】にもユニクロトレーナーにはリブがあります。
リブがあるメリットしては、耐久性と伸縮性が保てること。一方で、リブなしは通気性がよく、丸みのあるビッグデザインに向いているようです。
◆着てみて比較!
普段130サイズを着ている7歳の息子(身長130cm)に着せてみました。
リブのあるユニクロは、袖口や裾のリブがあるので息子が着ても大きく感じませんが、ワークマンは袖をまくってもストンと手が隠れてしまいました。
ユニクロトレーナーは柔らかく体にフィットする生地感で、ワークマントレーナーはビッグシルエットとうたっているだけあって、体へのフィット感は少なそう。全体のデザインは好みによって意見が分かれそうです。
ワークマントレーナーは大きめに作られているようなので、購入する場合はいつもよりワンサイズ小さめを購入してもいいかもしれませんね。
◆ユニクロとワークマン、どっちを選ぶ?
ユニクロのトレーナーは体にフィットするシルエットと“ほぼ綿”の素材が気持ち良いので、素材や着心地にこだわりたい人はこちらかも。でも、ワークマントレーナーの980円の安さはやっぱり魅力! すぐに大きくなる子どもの普段着なら、安くて機能性の高い服を着せたいですね。
ちなみに、ワークマンの子ども服は、ワークマンプラスの中でも限られた店舗にしか置いてないようです。確実に手に入れたい場合は、オンラインストアから『店舗受け取り』にすれば近くのワークマンでも受け取ることができますよ。
<文・撮影/木村ひかる>
【木村ひかる】湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer