お笑いコンビ・ウエストランドが、1月8日に放送されたバラエティ番組「マルコポロリ！M-1戦士ちょっとだけ大集合SP」（関西テレビ）に出演。M-1優勝が決まった瞬間の爆笑問題・田中裕二の反応について語った。

昨年末の「M-1グランプリ2022」で、ウエストランドが優勝を飾った際、タレント・東野幸治は、ウエストランドの事務所の先輩である爆笑問題・太田光と一緒に仕事をしていたそうで、「（太田は）本番中はわけわからんことしてたけど、休憩中、いつも静かに座ってるのよ。そのときに『やった〜…よかった…ほんとよかった…』『（祝福の言葉をかけた東野に）ありがとな、東野』」と、噛みしめるように、静かに喜んでいたと語る。

一方、田中について、ウエストランド・井口浩之は「僕ら、M-1でやるネタできたくらいのときに、事務所のライブで、珍しく田中さんが僕らのネタ見てくださってて。ほんとにこんなことないんですけど、バーッと近付いてきて『このネタいいじゃん！これM-1でやればいいんじゃないの？』って言ってくれたんですよ。そんなことないし、嬉しいなと思って、準決勝の前くらいに、田中さんにお会いしたときに『あのネタ、準決勝でやります。田中さん、褒めてくださったんで』って言ったら、1ミリも覚えてなかったんですよ、そのことを。『覚えてないよ』とかもなくて、無言でずっと見てきた。怖い。人類史上初めて他人に全く興味がない人間。目がもう全部黒目で、ビー玉みたいな目でずっと。猫、歌、野球しか興味がないんで」とコメント。

そんな田中が「M-1」決勝の日は別番組の収録で、「M-1」と同じテレビ朝日にいたそうで、「（M-1最終審査の結果が）めくれる瞬間、スタッフが動画で撮ってたんですよ。それを見せてくれた」という。

ウエストランドの優勝については、三四郎・小宮の号泣動画が話題になるなど、若手の仲間たちからは感動的な優勝だと大きな反響を呼んだが、スタッフが撮った動画の中の田中はイスに座り、ジッと動くことなく、優勝決定の瞬間も3回拍手をしたのみ。井口は「立ち上がらなかった。ビックリしないすか？ おかしくないすか？ 田中さん、3拍手。3拍手ですよ？ 長年の後輩が優勝して。そのあと立ち上がったんですよ。立ち上がった！と思ったら（収録の）スタジオに行った」と話し、スタジオを笑わせた。