明石家さんま役を杉野遥亮、萩本欽一役を東京03・角田晃広
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 萩本欽一と明石家さんまが初共演した、1987年の伝説の一夜を描く特別ドラマ「明石家さんまVS萩本欽一〜若き日のさんまが伝説の男に挑んだちょっぴり過激なお笑い戦争〜」が、20日放送の特番「誰も知らない明石家さんま 第8弾」内で放送される。明石家さんま役を杉野遥亮、萩本欽一役を角田晃広(東京03)が演じる。

 本番組は、2015年の放送より、あらゆる手法で明石家さんまの知られざる一面を掘り起こしてきた特番の第8弾。恒例の特別ドラマは、「明石家さんまVS萩本欽一」として、1987年、当時“視聴率100%男”と呼ばれた萩本と当時31歳のさんまの初の共演となった伝説の一夜を描く。

 さんまと萩本の直接対決「欽ドン!スペシャル」は、世間から下克上と呼ばれた。お笑い史を変えたといわれる1987年の舞台裏が、当時の番組演出家や二人の関係者の徹底取材をもとに紐解かれる。脚本は、芥川賞作家でもある又吉直樹(ピース)が担当する。

 さんま役の杉野は、「今回さんまさん役を演じるにあたって過去の映像をたくさん観させていただいたんですが、改めて『ああ、かっこいい人だな……』と思いました」と語り、「いつもなにかと戦っているさんまさんを演じることを通じて、『自分はもっと頑張れるな』と背中を押していただく瞬間がありました」と振り返る。

 また、「オファーをいただいた時、さんまさんを演じること自体も難しいだろうし、関西弁もゼロからの挑戦ですし、自分がなにをどこまでできるのかとか全然想像もつかなかったんですけど、『もうこうなったら、腹をくくってやるしかない、全部出し切るぞ!』という気持ちで角田さんと二人で精一杯演じさせていただきました。ぜひ、ご覧いただければと思います」とアピール。

 また、萩本役の角田は、「萩本さんには以前、局の廊下でたまたまお会いして、東京03のライブ映像を観ていただいていたようで、『面白かったね』って言ってくださったことがありまして。その時の、去り際のあの後ろ姿が今でもずっと記憶に残っております」と語り、「今回萩本さん役をやらせていただくにあたって昔のコント55号の映像をたくさん観まして、めちゃくちゃ面白かったんです。そのコントをまさに再現するシーンもあって、ちゃんとやれるか、みたいなプレッシャーもありました。改めてコント55号のコントを観る機会がいただけたというのはすごくありがたかったですし、東京03でコントをやる上でも活かせたらなって思いました。杉野くんと二人で精いっぱいやって、楽しい作品になったと思います。ぜひご覧ください」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)

過去に放送されたドラマと出演俳優は以下の通り
「一度だけ芸人を辞め駆け落ちした時代」(明石家さんま役:菅田将暉、彼女役:新川優愛)
「明石家さんまが語る一番面白かった高校生時代」(明石家さんま役:北村匠海、高校教師役:神保悟志)
「明石家さんまの一番長い一日〜離婚発表の日〜」(明石家さんま役:斎藤工、大竹しのぶ役:剛力彩芽)
「さんまが泣いた日〜師匠との出会いから別れ〜」(明石家さんま役:成田凌、師匠役:小日向文世)
「笑顔に会いに行く道〜父親明石家さんま〜」(明石家さんま役:安田顕、息子役:佐藤勝利、IMALU役:葵わかな)
「おじいの笑顔〜僕に生き方を教えてくれた〜」(明石家さんま役:勝地涼、おじい役:古田新太)