日本エイサーは10月27日、裸眼でも3D立体視に対応する独自機能「SpatialLabs」をサポートする15.5型ディスプレイ「Acer SpatialLabs View Pro」「Acer SpatialLabs View」を発売した。メーカー想定売価は前者が300,000円前後、後者が250,000円前後。



3Dメガネ等の周辺機器を別途必要とせず、単体で3D立体視に対応するというディスプレイ製品。製品本体上部に専用カメラを搭載しており、目と顔の動きを認識してトラッキング。ディスプレイ表面に光学レンズを備え、左右の目に見せるためのイメージセットをそれぞれ作成することで、3Dでの画面表示を行えるという。2Dモードも選択可能。美術館やショールームなど、さまざまなシーンでの3Dコンテンツ利用を後押しするとしている。

仕様としては両製品ともに4K解像度(3,840×2,160ドット)で、Adobe RGBを100%カバーする色再現性を備えている。3Dの立体表示には専用アプリや強力なグラフィックス性能が必要になる。