台湾、戦闘準備強化 中国の実弾演習に警戒か=資料写真

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(台北中央社)国軍は2日、同日午前8時から戦闘準備を強化した。消息筋が明らかにした。米国のペロシ下院議長が2日夜にも訪台する可能性が取り沙汰される中、中国が各地で実弾演習を展開していることを受けた措置とみられる。

戦闘準備のレベルは大きく分けて2段階あり、現在は平時における「経常戦備時期」で、4日正午まで維持される予定だ。1段階上は戦時における「防衛作戦時期」とされる。国軍は中国軍の脅威の程度によって段階ごとにさらに細分化されたレベルを適切に調整する方針。

(游凱翔/編集:齊藤啓介)