XFN-ASIAによると、台湾北東部の沖合で、28日午後3時40分(日本時間同日午後4時40分)、マグニチュード(M)6.1の強い地震が発生した。これまでのところ、被害が出たという報告はない。台湾の中央気象局によると、震源は台湾北東部の宜蘭(イーラン)県南澳(ナンアゥ)の南東の沖合82.2キロの海面下5キロで、南澳と花蓮(ファーレン)でいずれも震度3、台湾のハイテク企業が集中する北部の新店(シンティエン)で震度2、台湾の首都台北でも震度2の揺れが感じられた。

  台湾では1999年9月21日に、中央部の南投(ナントウ)で、マグニチュード7.3の大規模地震が発生し、死者2456人、負傷者1万0718人を出している。【了】